可愛い子を手放す保護ママさんの気持ち
- 2017.11.30 Thursday
- 21:00
サンちゃんが来てから私は子育てに忙殺される日々。
といってもミルクを与えたりあやしたりというのではなく、もっぱら先住犬のキュート君と新しい家族のサンちゃんを何とか仲良くさせること。
今朝起きると、既にかみさんとサンちゃんは早起きしてお散歩に出掛けて来た後。
お寝坊した私とキュート君は遅い朝食をとって、それからお散歩です。
でも、なんとか二匹を仲良くさせたい私は既にお散歩を済ませたサンちゃんも連れて、今日はちょっと遠くの公園まで二匹を連れて出掛けました。
今日はそれ程酷くリードが絡まることもなく、といってもお互いに距離を取りながら、歩道を歩いてくれ、そして歩道橋の上り下りもしてくれました。
何時ものベンチで座ると、愛犬達は私の左右にそれぞれ離れて陣取ります。
写真を撮ろうと思ってリードをベンチのアームレストに縛り付けて撮った写真が↓。
やはり二匹の間には微妙な空間。
ところがです。
しばらくしたらサンちゃんがキュート君のところにくっついていってくれたんです。
それから、公園内を散歩するときにもサンちゃんはキュート君の後をちょこちょことくっついて歩いてくれました。
キュート君もあまり嫌がるそぶりはありません。
家に帰ると、かみさんの手芸教室の生徒さん達がサンちゃんをみたいと言うので2階に連れて行きました。
生徒さん達は愛らしいサンちゃんにメロメロ。
キュート君も相変わらず人気者だったので、不公平にならなくて良かった。
遠くの公園までお散歩した私達はその後4階のリビングに上がりましたが、エレベーターにもすんなり二匹揃って入ってくれました。
疲れ果てた愛犬達はソファーの上でぐったり。
仲良くなるにはこうして一緒にお散歩して疲れ果てて、そばで一緒におねんねするのが良いんじゃないかと思います。
そんな愛犬達の様子を写真とビデオで保護ママさんにLineで送って差し上げました。
返事には、
「トライアル期間は基本的に2週間と言うことになっているけど、大丈夫そうだから今週日曜日に正式譲渡して良いか保護団体に確認してみます」
とありました。
ただし、生憎この日はかみさんが忙しいため、当初予定通り来週の日曜日にすることにしました。
そんなやりとりの仲で、
「サンちゃんがいなくなって寂しくありませんか」
と聞くと、
「夫婦で・・・とても寂しい思いをしていますよ。一緒に生活をすると我が子と同じですからね」
「慣れるまで踏ん張ります」
「また次の保護犬を迎えてあげるには仕方がないから」
と返信がありました。
我が家に来て僅か5日目のサンちゃんでさえ、既に我が家の家族の大事な一員。
キュート君との仲には多少の心配はあるけど、もし今から返せと言われれば絶対に嫌だと言うと思います。
そんなサンちゃんと1ヶ月あまりも一緒に過ごした保護ママさん家族は、寂しくないはずがありません。
それも保護ママさんになって最初の保護犬。
思い入れもひとしおだったに違いありません。
夕方は1時間程午睡してしまいましたが、知らないうちにサンちゃんが私の胸の上で寝ていました。
そんなサンちゃんがとってもいじらしく思えました。
我が家の家族になってからも、時々「海の見える君のおうち」に連れて行ってやろうと思います。
もちろん、お兄ちゃんのキュート君も一緒に!
・・・・・・・・・・・・・
良かったら↓のアイコンをポチっとお願いします。
コメントも大歓迎です。是非コミュニケーションしましょう。
にほんブログ村