若いギタリストには有名になって欲しいようななって欲しくないような

  • 2017.01.31 Tuesday
  • 23:55

昨日はライブ疲れで一日中グターとしていました。

 

なにをしていたのかもよく思い出せません。

 

そんな一日はもったいないような気もしますが、体力がなくなった今はそんな無為な一日を送ることも覚悟せねばなりません。

 

 

今日はライブ演奏してくれたギタリストさんが機材を引き取りに来てくれました。

 

ギター3本にでかいアンプ、それに足で操作するエフェクタ―ボックスが二つ、プラス色々でハッチバックのクルマの後席と荷室は一杯。

 

後ろは完全に見えない位の大量の荷物です。

 

 

そんな大量の荷物運びをする前の腹ごしらえに、娘のカフェでランチをご馳走しました。

 

若いギタリストさんと音楽の話をするのは本当に楽しい。

 

あっという間に1時間半が過ぎてしまいます。

 

私の人生、ビジネスのお師匠さんから

 

「業界、年齢、国籍の違う人と話さないと知性が磨かれない」

 

と教えていただいたけど、知性はともかく楽しいことは楽しい。

 

 

次回のライブはソプラノ歌手さんによるコンサート。

 

クラシック歌曲の場合はもちろんマイクなしだけど、今回はミュージカル曲中心なのでマイクを準備しなければなりません。

 

ところが簡単なマイクとスピーカーなら私でも設置できますが、足が付いて計器だらけのボードのあるPAの設置は私には無理。

 

なのでギタリストさんに頼んで、次回の演奏場所にスピーカーを移動して設定もしてもらいました。

 

それでも当日は不安。

 

なので、彼に

 

「うちの会社の『無給の総合音楽プロデューサー』になってよ」

 

と頼みました。

 

「つまり、コンサートの度に僕が機材の設定に来て欲しいってことですよね」

 

と笑いながらも引き受けてくれました。

 

 

見た目は怖いハードロッカーですが、実はインテリで優しい彼と知り合えて本当に良かった。

 

そして機材の設定だけじゃなくて、奏者の編成や動員なんかについても彼に手伝ってもらおうと思います。

 

彼が全国区のメジャーミュージシャンになれるまでの間だけですけどね。

 

超絶技巧ギタリストの彼には早くメジャーになってもらいたいような、このままそこそこ有名なミュージシャンのままでいてもらいたいような、複雑な気持ちです。

 

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難民受け入れ。トランプより酷い日本

  • 2017.01.31 Tuesday
  • 12:08

テレビをつけるとトランプ大統領の入国制限に関する大統領令についての批判的なニュースばかり。

 

たしかに中東諸国を滅茶苦茶にしたのは第一次大戦前後の英国、フランスだけど、その後を継いでさらに中東諸国を無茶苦茶にしたのは米国。

 

一番の問題になっているシリアに関して言えば、現政権は独裁とは言え、れっきとした独立国なのに、米国が様々な利権欲しさで反政府組織を応援してとんでもないことになっています。

 

それに英仏がサイコスピコ協定などの三枚舌外交で勝手に敷いた国境線の為に国を持てなかったクルド人や、米国が侵略したイラクを使って戦闘をしているのです。

 

またその戦闘に加わっているイスラム国は、CIAがシリアのアサド政権を転覆させるために作ったものだとの説がもっぱらなのです。

 

ロシアのプーチンはそんな米国の思惑などとっくに承知の上で、反政府組織とイスラム国に爆撃をしています。

 

まさに石油利権と白人特有の征服欲によって被害を受けているのが中東、なかでもシリアである訳です。

 

 

そんな中で欧州や米国がシリア難民を受け入れるのはある意味当然とも言えます。

 

 

それでも最大の受け入れ国は、なんと第二次大戦の敗戦国であるドイツで120万人もの難民を受け入れました。

 

そんなドイツはある意味立派ですが、我が国日本はどうでしょうか。

 

2011年以降、70名前後のシリア難民から難民申請を受けて認めたのはわずか3名のみ。

 

そんな日本は、申請者の殆どは経済難民であって、戦争や宗教、人種差別による本当の難民ではないとして却下しているのです。

 

国際的にもそんな日本は非難の的とされているのですが、何と日本は難民受け入れの代わりに国連組織に多額のお金を拠出するということで批判をかわしているのです。

 

そして日本人の多くは肌の色や目の色が違う難民を受け入れるのは嫌だと思っているのも事実です。

 

白人にはヘラヘラする日本人ですが、それ以外の人種の人には治安が悪くなりそう等との思いと、汚いものとの思いがあることは否定できないでしょう。

 

 

そんな日本なのに、トランプ氏の政策をボロンカスに批判する日本のマスメディア。

 

おそらくほとんどの日本人は、そんなマスメディアの報道を単純に受け入れて「トランプは酷い」と思っていることでしょう。

 

 

トランプ氏は米国のやってきた恐ろしいことを全て踏まえたうえで、政策を大転換しようとしているのでしょう。

 

米国内で実際にテロで多くの人が亡くなり、麻薬犯罪も起きているのですから、自国民を守るための方策として入国制限はある意味当然です。

 

そもそもそれ以外に速攻で効く方法はありません。

 

 

 

そして難民を殆ど受け入れていない日本人はそんな彼を批判することなんて絶対に出来ないはずです。

 

「米国はもっと寛容な国であるべきだ」

 

としたり顔で言うニュースキャスターは、

 

「あんたはお金があるんだからご馳走してもらっていいでしょ」

 

と自分の財布に蓋をしている卑しい人間の様に思えます。

 

 

難民問題の最大の犯罪者は、英国、フランス、米国であることは間違いありませんが、彼らには難民を受け入れることよりも先にやるべきことがあります。

 

中東諸国の一刻も早い平和を築くことです。

 

戦争をやめることです。

 

自国の兵士を傷つけることなく代理戦争をさせて石油利権を得、征服欲を満足させることを直ちにやめるべきです。

 

 

安倍さんの国会でのトランプ政権の難民対策についての答弁を聞いていて吐き気がしました。

 

この男は、漢字も読めず、歴史も知らず、人の心も分からない、本当に日本国民として情けないことだと思いました。

 

安倍さんより教養も知識もあるはずだと思っていたマスメディアもアホばかりの様です。

 

ただ、人道的な考え方だけが残っている様なのでそれに関しては安心しましたが・・・・

 

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昨日は至福の「かろうじて中流老人」

  • 2017.01.30 Monday
  • 11:08

昨日は今年初めてのライブ開催。

 

昨年2月に私の定年後の楽しみで始めたライブですが、これで5回目となりました。

 

その内4回は立すいの余地もない位の超満員。

 

昨年12月の1回は、団体さんで予想外の前日キャンセルが出てしまいましたが、それでも会場のキャパからすればちょうどいい位の人数でした。

 

ところが今回のライブは前日までの予約がその丁度良い位の人数の2/3ぐらい。

 

定年後の素人が始めたライブでそもそも満員になっていたのがビニナーズラックいうか偶然だったのかと思いました。

 

昨年帰省した際に中学の同窓生のカフェで参加したライブの参加者は僅か4人だったし、他のライブに出かけても満席だったことなんて殆どなかったのですから、素人の私が企画したライブなんてそんなもんだろうと諦めていたんです。

 

だから席数もサンドイッチプレートも予約人数プラスαで用意していました。

 

 

ところが、当日になってから電話で予約がくるは、予約なしのお客様もドンドンあるはで、私もかみさんも娘もバイトの娘もパニック状態。

 

今回は、毎回来てくださる団体さんも来れなかったので、まさかこんな状況になるとは考えてもませんでした。

 

だから私もホールでのんびりとリハーサル演奏を聴いていたのですが、かみさんからなにやら店頭にお客さんがぞろぞろいるよとの電話があって、それからがパニック。

 

急遽、テーブルと椅子を追加したけど、通路がない位にぎゅうぎゅう。

 

更に、今日は大型の電動車椅子の方が来て、カフェのトイレに入れず居室のトイレにお連れしたりエレベーターにお乗せするなどの介助も…

 

開場するとなんと余分に作ってあったはずのサンドイッチも足りない。

 

顔なじみのお客様は「私のサンドイッチは他のお客さんにあげて」と言ってくれたりしましたが、ただでさえ慣れない新人のバイトはここに来て完全にパニック。

 

私も慣れない手つきでプレートにサンドイッチをのせて、ポテトにパセリを振りかけたりしましたが、汗びっしょりでした。

 

その間もまた席が足りなくなって、椅子を運び入れて席を作ったりとホント死ぬかと思いました。

 

 

 

やっと一息ついて下の階で控えていた奏者さん達にそのことを言うと、皆さんとっても嬉しそう。

 

もちろん私も嬉しかったのですが、やはり予約管理や入場管理のノウハウを積み重ねることが必要だなあと反省しきりでした。

 

 

予定より5分程遅れての開演でしたが、前回のメンバーにクラリネットを加えて音が厚くなった演奏はとっても素晴らしかった。

 

 

お客様も大変な盛り上がりでした。

 

隣の人とビッタリくっつくほどの狭さで申し訳ないと思っていましたが、そんな状態でもノリノリで聴いていただけて嬉しかった。

 

 

演奏時間はなんと2時間半。

 

最後の曲が終わると奏者が退場しない内から大きい手拍子が沸き上がりました。

 

一旦下がってアンコールの声が掛かってから再入場…というのが普通ですが、あまりにも演奏が良かったのか、直後から凄い手拍子で奏者さん達は下がることもできません。

 

アンコールでは皆で合唱しました。

 

みなさん大声で歌ってくれました。

 

 

演奏が終わった後も、ギタリストのCDを買い求める人、奏者と一緒に記念写真を撮る人、私や奏者に感謝の言葉を言ってくださる方などが大勢いて、なかなか後片付けに入ることできませんでした。

 

 

お客さんからは、

 

「ええっ、2時間半も経っていたんだ。信じられないよ」

 

「初めて来たけど。ここの会場のファンになりましたよ。毎月やってください」

 

「ギタリストさんにサインお願いしていただけますか」

 

「とにかく奏者のノリが凄い。奏者とお客さんが一体になった本当にあったかライブでした」

 

「あのヴォーカル凄い。感激して涙が止まらなかった」

 

私(九州のコンテストで最優秀ヴォーカル賞をとってますから)

 

「やっぱりねえ。ギターもいろんな音色を出せるし」

 

私(当地区若手NO.1のギタリストですから)

 

 

こんなお客さんとの会話は私にとっても至高の時です。

 

奏者を褒められると、私も自分が褒められている様に嬉しい。

 

早くもその夜から、お客さんと奏者さんのSNSが盛り上がっているのを見るのも楽しかった。

 

 

 

ようやくお客さんがはけてから、恒例の打ち上げは近くの中華料理店に。

 

雨が降っていたので、私のC200で5人乗って行ったのですが、まだ高揚している女性奏者さん達は、ゆっくりと安全運転で走っているのに、

 

「スゲー加速!」

 

とぎゃあぎゃあ騒いでクルマの中もお祭り騒ぎ。

 

奏者さん達は、本当に楽しく嬉しかったと言ってくれます。

 

次は7月、8月と連続でやりましょうとも言ってくれました。

 

収支トントンで御の字と思っていたのが、予定外の利益も出たので料理もお酒も大判振る舞いしました。

 

若い奏者さん達は熱演でお腹が減ったのか沢山食べて、飲んでくれました。

 

いっぱいお話もして本当に楽しかった。

 

奏者の皆さん、沢山のお客さんには本当に感謝です。

 

 

 

そして打ち上げには参加しなかったかみさんと娘はというと…

 

実は20数年前に一緒の社宅にいたかみさんと娘のお友達が、娘さんとお孫さんを連れてライブに来てくれていたんです。

 

 

私は記念写真に納まってすぐに打ち上げに出かけたんですが、その後も昔話に花が咲いたそうです。

 

奥さんは、

 

「旦那さんは40キロもやせて、とってもダンディーになりましたね」

 

「こうしてライブやったり、娘さん夫婦と一緒に住んでいるなんて幸せですね」

 

と言ってくれたそうです。

 

 

昨日は興奮してなかなか寝付かれなかった私ですが、今朝はワンコに遊んで!って迫られて、老体に鞭うって綱引きとボール遊び。

 

かみさんは朝からお出かけ。

 

私は、愛犬と散々遊んだ後、昨日の感激をブログにしたためておこうと書斎でパソコンに向かいながらゆったり。

 

あっ、でも今週中に友人のソプラノ歌手さんに頼まれた原稿とホームページの作成もしなくっちゃ。

 

 

定年してもなんだかんだとやることが沢山あって、大変だけど、そして他に悩みがないことはないけど、なんとか楽しい「かろうじて中流老人」を満喫できています。

 

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解約したはずのゴールドカードの年会費請求が来た

  • 2017.01.28 Saturday
  • 19:46

定年を機に解約したはずの旧シティーバンクのゴールドカード。

 

海外出張の時等に複数人数でラウンジが使えるとか、旅先で困った時に日本語でサービスが受けられるとか、年間50万円以上使うと年会費無料等のメリットがあって、ポイントもかなり溜まっていたのですが、交換できる品物のポイントが割高だったのが不満でした。

 

昨年は他のクレジットカードも解約して、今持っているのは三井住友カードと楽天カードのみ。

 

沢山あった銀行口座も三井住友と三菱UFJ信託に統合しました。

 

その一環で、シティーバンクを解約して、その当日か翌日にシティーカードも解約したはずだったのです。

 

 

ところが、シティーカード改め三井住友なんとかという会社から、引き落とし先のこれもシティーバンク改め三井住友信託銀行の口座引き落としができなかったので、銀行振り込みでカードの年会費を振り込んで欲しいとのDMが来たんです。

 

コールセンターに電話して解約したはずだと言うと、取引履歴が残っていないのでそのままになっていたと言いながら、解約手続きと年会費請求の取り消しを行ってくれました。

 

8000ポイント残っていましたが、大したものは貰えないことは分かっているので放棄しました。

 

楽天カードの方が余程良くて、自分の好きな買い物に使えて便利です。

 

 

年会費の支払いは免れましたが、もうちょっとボケていれば訳が分からず銀行振り込みに行っていたかもしれません。

 

なにしろ、銀行の統廃合で銀行名も同じような名前になっているのですから、私もDMを見た時は一瞬訳が分かりませんでした。

 

 

そう言えば、株式配当金の振込不能連絡が来た件も、証券会社と銀行に散々文句を言ったままで放りっぱなし。

 

複数の証券口座を持っていて口座ごとに個人情報や配当金振込口座が僅かでも違っていると、ほふりという会社できちんとした処理ができないということは分かったけど、証券口座の整理をするのも面倒くさい。

 

このままだと、再度いちいち振込先を教えてくださいと言うDMや郵便為替が来るのは確実です。

 

今はまだボケていないから良いですが、そのうちボケてくると訳が分からなくなりそうなので、やはり早めに証券会社も一本化しておいた方がよさそうです。

 

 

明日は自宅ホールで今年最初のライブの開催。

 

席が足らなくなったり、食材のロスがでないように来場者名簿には細心の注意を払っているのですが、ここでも予約の重複カウントが。

 

フォームメールで2名の予約いただいた方がご主人の名前で申し込みいただいていて、良く知っている奥さんのお名前じゃなかったので、奏者さんから連絡をもらっていた奥さんと重複してたんです。

 

これもキチンとした管理が必要だなあと思いました。

 

 

歳を取ると自分ではしっかりしているつもりでも、勘違いやミスが出てくるもの。

 

体力の衰えは自分自身で認識することはそれほど抵抗がないものだけど、頭に関しては認めたくないと言うのが人情です。

 

階段の二段降りや三段降りが得意だった私ですが、階段でこけて膝を怪我してからは、手すりを持って一段一段ゆっくりと降りる様になりました。

 

頭を使うことに関してもこれまで以上に慎重にならねばと思っています。

 

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モテモテの中流老人

  • 2017.01.28 Saturday
  • 00:29

昨日娘に新しい洋服を買ってもらった愛犬はお散歩に行く気満々。

 

早速朝からかみさんと一緒に郵便局と銀行巡りを兼ねてお散歩に連れて行くことに。

 

すると家の前にレモンが・・・

 

 

なんで家の前にレモンが置いてあるのかちょっと不気味です。

 

そのまま置いておけば誰かがとりに来るのかもしれないと思って、そのままお散歩にでました。

 

愛犬はかみさんが銀行の中に入っている間はとても大人しく待っていてくれて、通りすがりの人に愛嬌を振りまいて、その人達を笑顔にしてくれていました。

 

 

 

ところが30分ほどのお散歩から帰ってもレモンはそのまま家の前に鎮座。

 

持ち主が分からないので手の打ちようがありません。

 

なので、そのまま放置して家に入ると、友人のソプラノ歌手さんから、ランチをしながら相談させて欲しいとのメール。

 

かみさんはそれを聞いて、

 

「この前のワンコ友達といい、あなたはきれいな女の人ばかりにモテモテで良いね」

 

と言います。

 

「やきもち妬いてるんか?」

 

と聞くと、

 

「全然。どうせ何か頼まれるだけよ!」

 

と言います。

 

 

彼女と会って音楽の話をいろいろしていると、かみさんの予言通り私に頼みごとがあると言います。

 

これから声楽を人に教えることもしてみたいと思って、大手楽器メーカーが運営している音楽教室に問い合せすると、これから開設する彼女の教室をサイトに掲載してもらえるとの返事があって、原稿を作成して提出するようにとの要請が来たとのこと。

 

彼女はその原稿を私に書いて欲しいと言うのです。

 

彼女の旦那さんはテレビ局に勤めていてそういう分野は得意のはずですが、私が書いたコンサートチラシのキャッチコピーや奏者プロフィールが素晴らしいので是非お願いしたいと言います。

 

ついでにこれまで持っていなかったホームページも作って欲しいとのこと。

 

美人に頼まれて断れるはずがありません。

 

そもそも定年後の私の第二の人生をいろいろと支えてくれている一人が彼女。

 

かみさんの手芸教室用に作ったギャラリーは、彼女の提案でコンサートにも使うようになり、今では1年に数回公演を行う様になりました。

 

定年2年目の今年に至っては半年で5回も開催する予定。

 

おかげで定年後も暇になることはなく、公演の準備やいろんな奏者さん、お客さんとのコミュニケーションを楽しむことができています。

 

 

私が全て作ってあげますよというと、彼女はその代わりに無料で声楽のレッスンをしてくれるといます。

 

一流音大卒で凄い実力のある彼女から指導を受けられるのですから、わたしにとってもありがたい話。

 

 

かみさんの予想通り、結局は彼女から私に頼みごとがあった訳ですが、それでも私にとってはとっても嬉しい話。

 

彼女は、奥さんがいるのにいつも私とこうして親密にお話させてもらって申し訳ないと言いながら、ちっともやきもちを妬かないかみさんを立派で凄いと言います。

 

ちなみに会ったのは娘のカフェ。

 

これが違う場所なら流石に問題ですね。

 

 

この日は、かみさんの叔父も娘のカフェに若い女性を連れてランチに来てくれていました。

 

聞くと、英会話教室で知り合った方だそう。

 

80近いおじさんも若い女性とお話して楽しそうでした。

 

 

その後はギター教室へ。

 

今日は、これまでなかなかできなかったギターソロと歌が重なるところがなんとか演奏できるようになりました。

 

とっても嬉しかった。

 

ルンルンで帰路につくと、ワンコ友達のLineがとっても賑やか。

 

レモンの正体は、なんと先日私とホームセンターでW不倫デートした奥さんが、東北の実家に帰る前にお礼だと言って置いて行ってくれたものだということが分かった様です。

 

帰省する時はきっとワンコを入れるハウスや沢山の手荷物なんかがあったことでしょうから、事前にLINEをくれれば駅まで私のクルマで送ってあげられたのに、彼女は何も言わずにわざわざ遠回りしてレモンだけ家に置いて行ったのです。

 

かみさんも私とまったく同意見でした。

 

人はお互いに困った時は素直に他人に頼れば良いんです。

 

歳とって人間が丸くなった私は多少の手間が掛かっても人助けすることは吝かではないし、かみさんも同じ考え。

 

 

夜になってから、ソプラノ歌手さんからお礼のメール。

 

そして、旦那さんはテレビ局務めしていて生活に困っている訳でもないのにどうして急に声楽教室をやりたくなった自分が分からないと書いてありました。

 

私は、

 

「子供もいずれは独り立ちするし、その時に子離れできる準備も必要ですからね」

 

と返事すると、

 

「本当にそうですね。人生の先輩!ありがとうございます」

 

と返ってきました。

 

 

やんちゃだった私が、他人様から「人生の先輩」って言われるようになったと思うとちょっと感慨無量だったのと、私もそんな歳を取ったのかと複雑な気持ちでした。

 

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下流老人にならないためにはワンコに学べ

  • 2017.01.26 Thursday
  • 23:59

今日は風はそこそこ吹いていたけどお日様も出て、お散歩日和。

 

愛犬も昨日の疲れはすっかり取れ、朝から遊んで!遊んで!モードが全開なので一緒に出かけることにしました。

 

まずは、昨日のヴォーカルのレッスンの時に教室に忘れたギターのシールドを取りに行きました。

 

昨夕、楽器店から電話があり明日のギターのレッスン時に渡してくれるとのことだったのですが、家で練習するのに必要だったんです。

 

ただし、ワンコは百貨店の中には入ることができないので、外から楽器店に電話して下まで持ってきて欲しいと頼みました。

 

顔なじみの店員がいるかどうか分からなかったのですが、電話をすると良く知っている女性店員が出て名乗ってくれるので助かった。

 

こんな時には店員と仲良くしておくのが一番ですが、男性店員だと頼みづらいもの。

 

大体、私の名前を憶えていてくれるのは前の店長と数人の女性店員だけで、レッスン後にカウンターで受講票を受け取る際に男性店員だといちいち名前を言わないと出してくれません。

 

店舗でも私の顔を見て笑顔で「こんにちわ」と声を掛けてくれるのは全て女性店員。

 

昨年秋に一番親しかった店長さんと女性店員さんが他の店舗に転勤になったので、女性社員中心にもっと人脈を作っておかなくてはと思います。

 

百貨店前の道路まで出て来てくれた女性店員はワンコが大好きだそうで、愛犬にいきなり近づいてナデナデ。

 

臆病なはずの愛犬ですが、人を見極める能力には長けていてすぐに懐いてくれます。

 

 

その後は、先日行った遠くのドッグカフェまで歩いて行くことにしました。

 

百貨店から2キロ程先のそのお店まではやはり遠い。

 

でも、初対面で話し込んでくれた女性店員がいて愛犬を可愛がってくれることを想像して頑張って歩きました。

 

ところが今日はその若い女性店員はお休みの様で、男性店員とちょっとお年の女性店員のみ。

 

男性店員もワンコ好きな人ばかりの様ですが、女性と比べるとコミュニケーション能力に欠ける男性は黙って愛犬に手を差し出すのみ。

 

愛犬も男性店員に懐こうとしませんでした。

 

おかげで本を沢山読むことができましたが、愛犬が懐いた女性店員がいなくてちょっと残念でした。

 

 

 

その後は公園の中を歩きながら家に向かいましたが、やはり「可愛いねえ」と話しかけてくるのは女性ばかり。

 

男性はおしなべてむすっとして歩いています。

 

 

そう言えば、男の私も愛犬と散歩していて人に話しかけることなんてほとんどありません。

 

道を尋ねられたり、愛犬を褒められればにっこりと笑ってお話はしますが、それまではなるべく他人様とは視線を合わせない様に、隙を見せない様に歩いています。

 

 

 

下流老人の大半は男性だそうです。

 

ある人の定義によれば、下流老人とは「収入がない」「資産がない」に加えて「頼れる人がいない」だそうです。

 

どれかが欠けても下流老人だそうです(もっともお金があれば寄ってくる人は沢山いますけどね)。

 

コミュニケーション能力が女性と比べて劣る男性は下流老人になるリスクは女性と比べて高いということなのでしょう。

 

家族の為に必死になって働いてきた男性も、定年になると家族からも粗大ごみ扱いされてしまうのはやはりコミュニケーション能力の低さのためでしょうか。

 

 

娘がまた愛犬のお洋服をネットで買いました。

 

さっそく愛犬に着せて、かみさんと一緒に「可愛い、可愛い」を連発しています。

 

 

愛犬は可愛いって言われると分かるのか、かみさんに飛びついて甘えます。

 

 

ワンコは自分一人では生きていけないと分かっているのか、ご主人様に甘えるのがとっても上手。

 

そんな愛犬が可愛くて仕方がない娘の買ったワンコ服はこの1年間でもう10着以上。

 

そして私も外にお買い物に出ると、愛犬のおもちゃやおやつ、お散歩グッズばかりに目が行ってしまいます。

 

会社勤めの時は上司におべっかばかり使っていたヒラメ君を「この犬が」と軽蔑していましたが、定年してからはこうして人に甘えるということも下流老人にならないためには大切なことなのかもしれません。

 

私も、「かろうじて中流老人」に留まるためにいつも笑顔でいようと思います。

 

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世界一ハンサムで可愛い愛犬がいてくれる幸せ

  • 2017.01.26 Thursday
  • 00:31

今日は午前中になんの予定もなかったので愛犬をトリミングに連れて行こうと思って近所のお店に電話。

 

前を通るといつもワンコがトリミングをしているお店なので予約なしだと無理かなあと思っていたのですが、ちょうど電話した時間だけ空いているとのこと。

 

お値段を聞くと犬種ごとに決まっているそうですが、愛犬はミニチュアダックスとポメラニアンのミックス。

 

店員は毛が多いポメラニアンの料金でお願いしたいとのことでした。

 

 

そのお店は実は愛犬が大の苦手の場所。

 

以前も店の前を散歩していると中から吠えられて首輪が抜けて道路に走って行ってあわやのところでクルマに跳ねられるところでした。

 

以来、そのお店の前を通るのを嫌がるので、別の道を通るか、抱っこして行くかのどちらか。

 

今日は、お店の随分手前から抱っこして連れて行きました。

 

中に入ると他のワンコがぎゃんぎゃん吠えていて、かつ獣臭が充満。

 

愛犬はブルブル震えてしまいました。

 

 

トリマーさんはそんなワンコにも慣れているようで、しばらく私の横で座る愛犬をじっと見つめて10分程世間話。

 

震えが少し収まってきたところで撫で始めました。

 

すると愛犬は案外素直にトリマーさんに付いて行ってすんなりケージの中に。

 

私としては愛犬がちゃんと大人しくしているのかと心配で仕方がなかったのですが、トリマーさんは1時間半ほど掛かるので終わったら携帯に電話しますとのこと。

 

後ろ髪を引かれる思いで家に帰りました。

 

 

家に帰って書斎で本を読んだりネットサーフィンをしたりしていましたが、リビングの方で音がすると愛犬がいる様な錯覚がして、つい愛犬を探しに行ってしまいます。

 

冷蔵庫の製氷機で作られた氷がコトンと落ちる音にも、愛犬がいる様に思ってしまいました。

 

1時間半が待ちきれなくて外に出て店に向かっていると、その途中で店から「もうすぐできますよ」との着電。

 

速足で店の前まで行くと、ガラス窓越しに愛犬がドライヤーを当ててもらっている姿が見えます。

 

私をすぐに見つけてブンブン尻尾を振ってくれています。

 

ばかばかしいと思われるかもしれませんが、無事な愛犬を見て涙が出そうになりました。

 

 

トリミング室に入ると愛犬は更に尻尾を左右に大きく降って顔を突き出してナデナデを迫ります。

 

そんな姿がとっても愛おしくて、また涙が出そうになりました。

 

 

トリマーさんは愛犬に向かって、

 

「ほんとうにパパが大好きなんだね。こんなに喜ぶワンちゃんも中々いないよ」

 

と言います。

 

 

お値段は初回割引があっても5400円と私の散髪代の3倍。

 

あまり商売っ気のないトリマーさんは、うちの愛犬の場合は足とお尻とお腹の毛を自宅ですきばさみでカットするだけでも十分だと言います。

 

自分ではできなかった肛門腺の絞り方も教えてもらいました。

 

でも、素人ではなかなか足やお尻をきれいにカットするのは難しい。

 

そしてたまにはこうして知らないところに預けるのも愛犬の社会性を高めるには良いかなあとも思います。

 

 

家に帰った愛犬は、ただでさえ世界一ハンサムで可愛いかったのが、宇宙一ハンサムで可愛くなっていました。

 

 

 

 

しばらくすると、知らないところで疲れてしまった愛犬は椅子の上でぐっすり。

 

 

 

今日の夕方はヴォーカル教室に行きました。

 

いつも玄関先で見送ってくれる愛犬ですが、よほど疲れたのかまだ炬燵の中でぐったり。

 

帰ってからもお迎えにも来てくれません。

 

 

それでも仕事を終えたかみさんが部屋に入ると、愛犬はかみさんに飛びついて甘えました。

 

そんな愛犬をかみさんも可愛くて堪らないと言って頬を擦り付けます。

 

 

かみさんが楽しみにしていた私の定年後の海外旅行ですが、愛犬がいる喜びと比べれば大したものではないと思えてきます。

 

定年後も音楽なんかでそれなりに楽しんでいる私ですが、それでも愛犬がいなかったらこれ程までに楽しかったとは思えません。

 

 

ここ数日はとっても寒い日が続きますが、私のベッドに潜り込んで来てくれる愛犬がいれば寒い夜もとってもあったかですしね。

 

 

そんな愛犬のブログは↓

http://porter-music.seesaa.net/

 

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「云々」を「でんでん」と読む人を総理大臣にしている日本

  • 2017.01.25 Wednesday
  • 14:50

小泉純一郎氏が圧倒的な国民の支持を集めて選挙に大勝し、その後も高い支持率を誇ったきっかけが、

 

「自民党をぶっこわす」

 

という言葉でした。

 

彼の政策は多分に米国寄りでその評価は様々ですが、この言葉が彼の支持率を高め維持したものであることは疑いの余地がありません。

 

言葉はかように大切であり、また他の動物にはできない「思考」をするうえでも欠かせないものです。

 

人間の思考の際には必ず言葉=概念を介します。なのでどれだけの語彙力を持っているかによって、思考のレベルも、論理的な思考の組み立ても、そして世界観も変わってきます。

 

漢字を知らない、読み方を知らない、語彙力がない他人を批判する人は、鼻もちのならん奴だとか教養をひけらかす嫌味な奴だと言われてしまうでしょうが、漢字も知らずロクな語彙力もない人が人の上に立つのも大問題です。

 

そんな人はたとえ優しくて良い人であっても、思考レベルが低いのですから、リーダとなって他人を引っ張っていくには基本的な素養が掛けていると思います。

 

元総理の麻生太郎氏は「未曾有」を「みぞうゆう」と読んで失笑を買いましたが、安倍さんも先日の国会答弁で「云々」を「でんでん」と読みました。

 

その証拠が↓。

 

 

日本の総理大臣が小学生レベル以下の語彙力なのですから、話になりません。

 

日本人としてとっても恥ずかしい。

 

彼の頭の中は、おじいちゃんの岸信介氏の対米隷属政策しか入っておらず、ロクに歴史も憲法も法律も知らずに米国の軍産複合体の命令通りに動いているだけ。

 

米国などの世界情勢を分析したり、我が国の将来を考えてなどと言うレベルの高い政治なんてこの男の頭のレベルではできようもありません。

 

件の答弁も、官僚や官邸のスタッフが書いたものを棒読みしているだけでしょうが、書いた本人もまさか「云々」が読めないなどとは考えが及ばず、ふりがなを振らなかったのでしょう。

 

 

別に出身大学が三流だから悪いと言っている訳ではありません。

 

東大卒の同僚でも「借入金」と「しゃくにゅうきん」と読んだのがいたし、九大卒で「凡例」を「しょうれい」と読んだのがいました。

 

小学校卒の田中角栄氏は、猛勉強を重ねて東大卒のキャリア官僚など足元にも及ばない位の知識と教養を持っていたそうです。

 

そもそも大学で学んだことで実社会で役立つことは少ないし、社会に出てから学ぶことの方がはるかに多くて重要。

 

でも麻生氏や安倍さんは小学校、中学、高校、そして大学時代も、卒業後も勉強せず、ひたすら処世術ばかり学んでいたんでしょう。

 

 

他方で、やたら難しい横文字ばかり使う輩も考えもの。

 

小池都知事もやたらと英語を使いたがりますが、広く都民の意見を聞き、情報公開するというならもっと平易な日本語で語るべきです。

 

 

トランプ氏の大統領就任演説は、英会話が不得意な私にも十分理解できるものでした。

 

合格率9%という難関ペンシルバニア大学を優秀な成績で卒業したというトランプ氏ですが、誰にでもわかり易い言葉で語っていました。

 

彼は、官僚の原稿を棒読みするのではなく、自分自身で原稿を書いたと言われています。

 

国の将来を考えるには様々な語彙力を持ってして論理的、戦略的に組み立てをしているけれど、それを国民に知ってもらい、賛同を得るためには、平易な言葉に置き換えてポイントだけを簡潔に語っているということなのでしょう。

 

 

安倍さんの答弁とトランプ氏の演説を聞き比べて、軍事力・経済力のみならずいろんな意味で彼我の差があることを感じさせられました。

 

そんな私もビジネス・人生のお師匠さんと会って話すと、つくづく自分の無教養さ、語彙力のなさにしょげてしまうことがあります。

 

60を過ぎてなお毎日の勉強が必要だと感じています。

 

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老人の定義と年金支給開始年齢の延長

  • 2017.01.24 Tuesday
  • 21:34

米国の著名映画監督のオリバー・ストーン氏。

 

プラトーンやJ.F.Kの映画監督として知らない人はいないと思います。

 

彼は米国の歴史とその闇の世界の研究家としても知られています。

 

陰謀論が好きな監督さんというレッテルを貼る人もいるかもしれませんが、彼の著作を読むと陰謀論というよりも、きちんと歴史を紐解いて解析している研究者というイメージです。

 

NHKの番組でも取り上げられて、当時はその放送内容に驚愕したことを覚えています。

 

そして彼の書いた本をすぐに購入して読みました。

 

 

かなり分厚くて横文字の組織名と登場人物ばかりなのでなかなか頭に入りませんでしたが、何度か読み返すとようやく理解できました。

 

やはりテレビで観るよりも、こうして本を読んだ方が理解が深まります。

 

 

そのオリバー・ストーン氏が、トランプ氏の大統領就任を「良い方にとらえよう」と語ったそうです。

 

ヒラリーが大統領になっていたら世界中で戦争が増え、第3次世界大戦の可能性あったとまで言っています。

 

 

オリバー・ストーン氏が映画「スノーデン」の告知の為に来日してこう語ったとのニュースに、私も冒頭の本を読み返してみましたが、改めて米国民がトランプ氏を選んだ必然性を感じました。

 

 

トランプ氏の登場はやはり大きな歴史の転換点だと思わされます。

 

EUも今年中に崩壊するかもしれないし、ここ数年もてはやされたグローバリズムという概念が崩壊寸前であることは、したり顔の評論家の薄っぺらい解説を聞くまでもなく、ひしひしと感じられます。

 

 

そうした中での我が国の高齢者の定義が75歳からに変わるべきだとの主張がでてきました。

http://geront.jp/

 

決して年金財政の崩壊を防ぐためではないと言っている様ですが、どうも政府の意向を受けたような匂いがプンプンしてきます。

 

おそらく数年以内に、年金制度の改定がされそうな予感がしますね。

 

 

最近では定年を過ぎてもまだまだ働きたいという人が増えています。

 

肉体面、精神面でも生涯現役で働くのが良いという人も出てきています。

 

老後破産、下流老人から逃れるためには、なるべく長く働いた方が良いという人も出てきています。

 

 

そんな人の考え方を否定するつもりは全くありませんが、要はその働き方の態様次第で私の考え方は違います。

 

もし、定年延長や再雇用で働き続けるのであれば、私個人的な考えでは絶対にお断りです。

 

そして労働生産性がOECD諸国の中でも飛びぬけて低い我が国においては、60や65を過ぎて働くということになればさらに生産性が下がるし、若くて優秀な人の足を引っ張ることにもなりかねません。

 

私も40ぐらいの時に、50を過ぎた人達がどれだけ厄介で面倒だと思ったことか。

 

もちろん人によりますが、理解力も記憶力も論理的思考力も衰えた人間がチームにいることによって足を引っ張られたことは何度もあります。

 

特に私のいた文系職場においては、年取って図面が書けなくなって事務部門に異動してきた人は、財務諸表は読めない、基本的なマーケテイング理論は知らない等で大変でした。

 

経験が生きる職場であれば良いかもしれませんが、若い人の成長の妨げ、労働機会を奪うということになるという面もあります。

 

若いリーダーにとっては、口ばかり達者な高齢者が鬱陶しいと感じることは多いはずです。

 

役所も企業も、ある一定の年齢になると部長や役員になった人以外を関連会社に出向させるのはその為です。

 

 

政府は労働力人口の減少に歯止めを掛けるためには、定年延長がその対策の一つだと考えている様です。

 

確かに「労働投入度」は上がりますが、「労働効率」は下がります。

 

労働の生み出す価値は「投入度」×「効率」ですから、労働生産性の低い人で投入度をあげるだけで問題解決ができるはずがありません。

 

仕事で一番大切なモチベーションという点でも、P・F・ドラッカーの言う通り「同じ仕事は25年で飽きる」のですから、効率が上がる訳もありません。

 

 

他方、会社に定年延長で居残るのではなく、自身で事業を興したり社会福祉活動を行うのであれば、サラリーマンでいるよりは大変かもしれませんが、若い人に迷惑をかけることも無いし、利潤が第一の目的でない場合が多いので社会の為に役立つし、本人もやりがいがあると思うのです。

 

会社勤めではなく現役時代から自営業をやっていたのであれば、ギリギリまで頑張って仕事をするのも良いと思います。

 

そんな自営業が続けられるということは、その仕事が社会の役に立っているということでもあります。

 

 

どうも我が国は私の個人的な考え方とは違う方向に向かっている様な気がしますが、多くの国民がそれで良しと思っているのならそれでも良いと思います。

 

だけど、政府やその意向を受けた団体などに、勝手に老人の定義を変えられたリ、定年延長を決められたり、年金支給開始年齢を延ばされたりするのは如何なものでしょう。

 

それも国民の気持ちを慮ってのことならともかく、とんでもなくいい加減な行政のせいでボロボロになった年金制度や医療・介護保険制度の破綻を先延ばしするためにやっているのなら噴飯ものです。

 

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日米メディアのトランプ氏嫌悪報道に騙されてはいけない

  • 2017.01.23 Monday
  • 23:56

ここ数日、テレビや新聞ではトランプ氏を攻撃する記事ばかり。

 

大統領就任演説を先入観なしで聞く限りでは、どこかの総理大臣の様に野党を口汚く罵るような発言も無かったし、主義主張の違いで異論のある人はもちろんいるだろうけど、やはりどこかの総理大臣の様におつむの悪さを示すような発言も論理矛盾する発言もありませんでした。

 

どうも日米のメディアには、トランプ氏を貶めようとの悪意が感じられて仕方がありません。

 

 

よく出てくる映像は、就任演説の際の観客動員数のオバマ氏との比較。

 

その映像の真偽も怪しいし、そもそもトランプ氏の支持基盤ではないワシントンDCでの実績をさも全米の民意であるような報道には嫌悪感さえ感じます。

 

 

トランプ氏が激怒したCNNの報道も、下ネタスキャンダルで彼を辞任に追い込みたいというCIAが絡んだ組織的なものだとの観測もされています。

 

そもそも仮に美女コンテストの後のパーティーで破廉恥な行為があったとしても、それが問題だと言うのなら、多くの日本の経営者も立場が怪しくなってしまうでしょう。

 

実際に私は某大企業のトップからとんでもない破廉恥な宴会をやっていたと言う自慢話を聞いているし、日夜生き馬の目を抜くような厳しい競争を戦っている経営者が、たまにそんな息抜きをすることが悪いこととは思いません。

 

そんなことより、イラクが大量破壊兵器を持っていると言うでっち上げの調査報告をさせて、独立国に勝手に踏み込んで多くの国民を殺戮した奴らの方が悪いに決まっています。

 

イスラム国だって、マケイン上院議員やヒラリー国務長官が作ったものとの観測が流れているし、シリアで反政府組織を支援するのは軍産複合体が兵器を大量に消費し、ロシアとの対立構造を煽りたいためというのがネットの世界では常識です。

 

幸いにして平和主義者のオバマ氏がシリアへの介入を断固として拒否したために米露の対立は回避されましたが、もしトランプ氏以外が大統領になっていたら、たちまちドンパチが始まっていたことでしょう。

 

 

 

トランプ氏は既に70歳。お金もたんまり持っています。とんでもなく美しい奥さんもいます。

 

だから、これまでの政権の様に、女や金のために政治をしようとしているとは考えられず純粋に米国を良くしたいと立ち上がった可能性は高いと思います。

 

お金の為に政治をしている「職業政治家」とは違うのです。

 

 

トランプ氏の政策によって、我が国も防衛や経済面で難しい局面が出てきそうですが、逆に考えればこれまで米国に完全に統治されてきた立場から真の独立国家として立てなおしを図るチャンスでもあります。

 

そんな好機に、いつまでも対米隷属でおつむの弱い政府に我が国の政治を任せていてはなりません。

 

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