冤罪という大罪
- 2016.11.30 Wednesday
- 08:45
エレクトーンが大好きなかみさん。
そんなかみさんの理想の奏者は、小学校の教員をしながらエレクトーン奏者としても活躍しているキムタクこと喜邑拓也氏。
かみさんはそんなキムタクのYouTubeやFacebookをフォローしています。
そのキムタクが小学校の児童にわいせつ行為を働いたとして逮捕されたという衝撃的なニュースが全国を駆け巡ったのはつい先週のことでした。
今朝、彼のFacebookに母親が「息子の逮捕は冤罪だ」と書き込んであるのを発見したかみさん。
わいせつ行為をした相手が小学校1年生ということもあって、かみさんも冤罪ではないかと言っています。
最近ではモンスターペアレントも増えているし、頭のおかしい親が訴えれば、猥褻案件の証拠は子供と親の証言だけなのでなかなか反証は難しい。
真相は不明だけれど今一すきっとしない事件です。
日本では検察が告訴した刑事事件で有罪率が99%と言われています。
つまり検察に告訴された時点で有罪が決定したも同然ということです。
そして国際法上では、裁判所で有罪が確定するまでは被告人は推定無罪となっているのに、マスメディアも国民も容疑者となった時点ですべて犯人扱いされてしまいます。
他方で、冤罪事件が多発しているのも事実で、実際に小沢一郎氏は西松事件で逮捕、告訴され、一時は無罪となったものの何度も検察審議会で再裁判の決定がなされました。
最終的には無罪となりましたが、小沢氏への追及には凄まじいものがありました。
米国の言いなりになっていると言われている東京地検特捜部は、政治的背景でこうした冤罪をでっち上げるのが得意だとも噂されていますが、国民の殆どは検察に告訴された時点で小沢一郎をクロだと信じ、政界での彼の力は大きく削がれてしまいました。
自民党の公約違反のTPPの担当大臣だった甘利明氏が週刊文春に汚職を暴かれながらも、あっという間に証拠不十分で不起訴となったのと対照的です。
私も中学1年の時に、担任の教師に冤罪を掛けられました。
女子生徒の教科書が紛失したのを、その教師はなんの証拠もなく私を犯人と決めつけ厳しく問い詰めました。
中学入学当時は勉強もできた私でしたが、その1件から体制側に反発するようになり、成績もガタ落ちになってしまいました。
中3の時に担任になった女性教師に出会っていなければ、勉強もできず、高校への進学も叶わずやくざにでもなっていたに違いありません。
かように冤罪というのは、その人の一生を台無しにしてしまう恐ろしいもの。
小沢一郎氏が冤罪を掛けられていなければ、今の安倍政権のような無茶苦茶な日本にはなっていなかったかもしれません。
おかみのいうことをなんでも唯々諾々と受け入れてしまい、権力とお金に服従するマスメディアを簡単に信じてしまう国民性にも大いに問題があります。
年金制度や健康保険制度がどんどん負担増と給付減になっている一方で、無駄な税金が浪費され、公務員と政治家、電力会社や重電、銀行などの国策企業等の大企業だけが甘い汁を吸う日本。
そんな日本を救うには、我々一人一人が知恵を身に付け、自分自身で考えることが必要です。
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