もしポールマッカトニーがいなかったら
- 2019.10.02 Wednesday
- 23:54
先日のバイオリンのライブに行ってなんだか欲求不満が残ってしまったので、今週はショパンが聴けるピアノコンサートにでも行きたいなあと思っていたのですが、今日行ったのはビートルズのコピーバンドのコンサート。
ネットを見ると当日券が3500円とあったのでまあお手軽かなあと思って会場へ行くと、なんと3500円の当日券の販売は中止。
その代わりに6800円のS席と、5400円のA席があるとのこと。
チケット売り場にはそれほど多くの人が並んでいなかったから3500円の当日券が売り切れなんてことはないはず。
多分、高価なS、A席が売れ残ったので当日券の販売は止めたんだろうと思います。
なんだか納得できないけど、他のライブに行けばミュージックチャージが2〜3千円、プラス席料と飲食代がプラスされるから6千円ぐらいはかかります。
そして本物のポールやサラブライトマンのコンサートなら18000円以上だし、ちょっと一流のクラシックコンサートに行けば8000〜18000円。
そんなことを考えて自分を納得させて仕方なくS席を買うことにしました。
会場に入ると、左右席はお客さんがゼロ。
そして真ん中の席は約8割の入り。
おそらく左右席を当日席として用意してあったんでしょうね。
お客さんの8割ぐらいは、ハゲか白髪のじいさん、プラス若干のばあさん。
ビートルズ世代は70歳前後だから観客も70歳前後ということですね。
そんな世代と比べれば私は10歳近く若いことになります。
それでもハゲはハゲですけどね。
そんなじいさんばかりのコンサートですが、演奏が始まるとみんな体を揺らしたり、立ち上がって踊りだしたりと凄い盛り上がり。
ただし、じいさんは達は音楽と体のリズムが全然合っていない人も多くて、それを見ているだけでも面白かった。
でもみな若い時に帰ったように楽しそう。
私も一緒に歌ったりエアギターを弾いたりしました。
演奏してくれた人も、顔も仕草も声もかなり本物に近くて良かった。
ちょっと素人臭いジョージのギターも、あえてちょっとぎこちなく演奏していて本物の演奏を聴いているようでした。
プログラムはビートルズの時代変化をとらえたミュージカル風。
その場面場面で、衣装やギターも変えてあって楽しめました。
そして老人たちに交じって若い人もちらほら。
右隣にいた若い女性は一人で来ていた様ですが、それでも体を揺らしたり歌ったりと盛り上がっていました。
ビートルズファンの私としては、こうして若い人がビートルズを聴いてくれるのはなんだか嬉しい。
私の娘も小さい時からビートルズを聴いて育ったので、ビートルズの楽曲は殆ど知っています。
昨年のコンサートも一緒に行ってくれたし、今度の私のギター&ヴォーカルの発表会では、課題曲のHard days nightにベースギターで参加してくれます。
おかげで私の老後生活はなかなか楽しい。
「Yesterday(もしビートルズがいなかったら)」という題名の映画がありましたが、もしビートルズがいなかったら私の人生も大きく変わっていただろうと思います。
とりわけポールの曲は人生のいろんな場面で聴き、励まされました。
私は、ポールはショパン、チャイコフスキーとならんで世界最高の作曲家だと思っています。
定年後にギターとヴォーカルを習って、発表会でプロのミュージシャンと一緒に演奏できるようになって楽しい老後生活を送っているのもポールのおかげ。
今年は日本に来てくれなかったけど、来年は来てくれるのかなあ。
家に帰えると愛犬達が飛びついて来てくれました。
そう言えば今日はお散歩に行ってなかったね。
だから夜遅くなってから近所にお散歩に連れて行ってあげました。
音楽だけじゃなく、お前たちがいなかったらこんな楽しい老後生活を送ることはできなかったんだから感謝しなくっちゃね。
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