沢田研二の行動は彼のファン以外の音楽好きにとっても不快です
- 2018.10.20 Saturday
- 00:53
ロマン派クラシックとポールマッカートニー、そしてサラブライトマン以外の音楽には興味がない私だけど、それ以外の音楽も特に嫌いという訳ではありません。
テンションコードだらけのジャズや音階ばかり並べ立てるモーツアルト、無調の現代音楽以外なら、聴いていて不快になるということはありません。
でも昔から沢田研二は大嫌いでした。
歌い方も声も大嫌いで、当時人気を二分していた布施明の方が断然好きでした。
その沢田研二がライブを突然キャンセルしたというニュース。
嫌いだからどうということはないけど、テレビのニュースで彼の歌声が流れているのを聴いて不快でした。
定年してから市井のミュージシャンたちと沢山知り合いになった私には、彼の歌のみならずかれの態度も大変不快でした。
殆どのミュージシャンは、小さなライブハウスやレストランで少ないお客さんの前で雀の涙ほどのフィーで演奏しています。
お客さんが2人だけとかいうライブも経験したことがあります。
それでも彼らはいつか音楽だけで生活ができる様になれるように頑張っています。
そんな人達を私はたくさん知っています。
今日はかみさんが大ファンのバイオリニストさんのライブに出掛けました。
うちのホールでも演奏してくれたことのある人です。
その時の打ち上げで、
「当初はお客さんが2、3人の前で演奏したことなんて沢山あります」
と言ったのでびっくりしたことを覚えています。
今や彼は全国で活躍するミュージシャン。
そんな彼でも下積みの時代はあったんです。
今日も開演前に彼はお客さん一人一人に声を掛け、休憩時間の間も次のライブのチラシを一人一人に配っていました。
人気者になっても一人一人のファンを大事にしています。
こうしたライブに出掛けると、休憩時間に奏者だけでペチャクチャ話をしてお客さんのところには一切回らない人もいます。
演奏しながら自分達だけで盛り上がってビールを飲みながら演奏している人もいます。
一度そんなシーンを見たら、二度とその奏者のライブには出掛けたいとは思いません。
今日のバイオリニストさんの姿を見て、沢田研二のニュースが余計に腹立たしく感じました。
今日の演目には、私達が大好きなカッチーニのアヴェマリアもありました。
ヘイジュードも演奏してくれました。
お客さん達は一曲ごとに歓声を上げ、大きな拍手をし、曲によっては手拍子をしていました。
みんな笑顔でした。
私達も本当に楽しかった。
帰る際にはかみさんとツーショットの写真も撮らせてもらいました。
私達は来週も彼のライブに行く予定にしています。
ところで、明日はうちのホールでクラシック奏者さん達のコンサートを聴き、明後日は私の前のギターの先生達のライブにも行く予定。
11月のポールマッカートニーの公演チケットも入手済みです。
定年後の趣味の一つに音楽を選んで本当に良かったと思います。
かみさんも音楽好きでよかった。
そんな私にはやはり沢田研二の行動は不快以外の何物でもありません。
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沢田研二さんのコンサート中止の件,こういう話もあります。
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12104-114379/
真偽のほどはわかりませんが・・・原発反対の主張を鮮明にしているために,TV出演が全くなくなったと聞く沢田さんが,こういうときだけTVで取り上げられるのには,なにか背景があるのではないかなぁ? と思ってしまいます。
その記事は私も見ました。でもちょっとフェイク臭いし、本当だとしてもファンを裏切るのとは別問題だと思いました。
貴ブログ拝見いたしました。
定年後の夢はいろいろと膨らみますね。
お互いに楽しみましょう。