残業代泥棒と労働搾取者との戦い

  • 2018.05.18 Friday
  • 09:38

私とほぼ同年代の西城秀樹さんの突然の死。

 

彼の歌は私の好みではなかったし、もてない私にはモテモテ男の彼は憎たらしい存在だったけど、同年代の突然死にはやはりショックを受けました。

 

若い時にも脳梗塞を起こしていたとのことなので、死因は急性心不全と言っているけど動脈硬化が進んでいて心筋梗塞を起こしたのでしょうか。

 

 

ところで毎日加計学園問題と働き方関連法案をめぐって堂々巡りを続ける国会。

 

加計学園問題に関しては、またまた内閣府の愛媛県出張時に加計学園側のクルマで送迎されていたという「加計ありき」を証明する事実が明らかになりました。

 

それを質問された安倍さんはしどろもどろ。

 

もし私がそんな状況にあったなら耐えきれなくて全て吐いてしまうのは確実だけど、それでもなんとか誤魔化そうとしている安倍さんの見苦しい態度。

 

先日前川喜平氏から「私の名前を使うのはやめて欲しい」と言われたばかりなのに、また前川氏の名前を出して自分の潔白さを証明しようという姑息さ。

 

前川氏は、「安倍さんが潔白だ」などと一言も言っていないのに、「安倍首相から直接指示を受けたことはない」との一言だけを切り取って自分は悪くないと強弁する姿には怒りさえ覚えます。

 

 

そして働き方関連法案をめぐる問題。

 

ウソと改竄だらけの調査結果をもとにした法案を強行採決しようとする安倍政権の独裁政治です。

 

ただし、この法案の問題の本質についての野党側からの言及がないのはちょっと不満。

 

この問題の本質は、

 

「残業代泥棒」の労働者側と、「労働搾取」の経営者側の綱引きだと私は思います。

 

 

労働者の多くは残業代を頼りに生活をしています。

 

もともと基本給が低いのだから残業代で稼がないと十分な収入を得られないのです。

 

私の元職場でも、生活残業している人が沢山いました。

 

日中はダラダラ仕事して、定時が終わると残業を始めるという人も大勢いました。

 

随分前からみなし労働時間制が適用されている外回りの営業職においては、喫茶店やパチンコ店でサボるのは日常茶飯事。

 

定年退職してから、平日昼間にカフェに行ったり、時々パチンコ店を覗いてみたりできるようになった私ですが、そんな場所には背広を着てネクタイを締めたサラリーマンがいっぱい。

 

オフィスワーカーにおいては、明らかな勤務時間中にSNSにログインしたり、さらに投稿している人すらも沢山います。

 

そんな社員が沢山いることを知って、残業代やみなし残業代を削りたいと思うのは経営者としては当然です。

 

もちろん、ずっと寸暇を惜しんで真面目に仕事をしている人も沢山いるけど、そんな人ほど仕事を早く仕上げて残業代も貰っていません。

 

そんな残業代泥棒を沢山見ていた私は、早く管理職になって残業代がなくなれば良いのにと思い続けていました。

 

仕事が早かった私は少しでも早く退社したいのだけど、周りの社員が夜遅くまで残っているとなかなか帰り辛かったのです。

 

そんな時は殆どの管理職は定時を少し過ぎると早々に退社していましたが、非管理職の殆どはダラダラ残業していたんです。

 

 

幸い、私のいた会社では、20年程も前から、管理職手前で「みなし労働時間制」が採用されてタイムカードも無くなって、残業時間の多寡にかかわらず一定の残業代が払われました。

 

そして管理職になってからはその残業代は無くなったけど、そこそこの給料がもらえるようになりました。

 

だけど、部下の残業管理をする立場になると、その時間管理の仕事が結構精神的に辛かった。

 

明らかに生活残業で稼いでいる部下に「早く帰れ」と言うのは仕事だけど、彼らが残業代を欲しがっているのは明らかだったからです。

 

 

働き方関連法案には、こんな背景があります。

 

労働者を支持層とした野党側は、なんとか残業代が払われ続ける現行制度を維持したいという本音があって、過労死という極々少ない事例をもとに反対しているのだけど、与党側は残業代泥棒をなくしたいという経営者側の本音を受けてなんとか強行採決したいという訳です。

 

 

だから、ことの本質は基本給の少なさです。

 

労働者の年収平均400万円と言うのは明らかに少なすぎ。

 

派遣社員だとフルタイムでも200万円と言うのは論外です。

 

労働分配率を低くして内部留保を貯め続ける大企業はケチすぎます。

 

 

そしてもう一つの問題の本質は労働流動性が低すぎること。

 

転職をすると不利になる日本の雇用環境ではそうなるのは必然なのだけど、もっと労働流動性が高くなればブラック企業で働くのが嫌なら転職することも容易になるし、経営者側も自社に合わない社員、給料泥棒の社員に首を言い渡すことに大きな良心の呵責を伴うこともなくなります。

 

 

一日8時間を密度濃く仕事をこなして、残業代が無くても十分な給料を得られることになれば、経済成長もできるだろうし、余った時間を文化・芸術活動、ボランティア活動に使って経済面でも心の面でも豊かな社会になることが出来るんだろうと思います。

 

これらを解決するのはなかなか難しいだろうけど、働き方関連法案を「過労死」「データの不備、改竄」だけで云々するのは如何なものかなあと思います。

 

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