壊れかけている我が国

  • 2018.01.03 Wednesday
  • 18:14

政治・行政の無責任・適当さは、その分野のことを知れば知るほどあきれ返ってしまうことばかり。

 

そして最近知った保護犬に関しても知れば知るほど政治・行政が適当過ぎることが分かってきました。

 

今日のYahooニュースにあったこの記事。

 

増える飼育放棄 行政の「殺処分ゼロ」で愛護団体にしわよせ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180103-00010001-sippo-life

 

人気の公務員試験を潜り抜けてきた人達だから、自分のやっていることの無責任さ・適当さは十分認識しているはずだけど、この有様。

 

憲法にも公務員法にも「国民全体の奉仕者」たることを定められているにも拘らず、自らの仕事をまともなものにしようとせずに私人のボランティア活動にのみ頼るなんて一体なにを考えているのでしょう。

 

 

そして我々国民一人一人も無責任で適当な人間が多過ぎます。

 

今日はとっても寒かったけど愛犬たちを散歩に連れていきましたが、最初の角で大きな糞が放置してありました。

 

サイズからしてワンコのもの。

 

そう言えば、手に何も持たずにノーリードでワンコを散歩させているバカ女を時々見かけますが、犯人はきっと彼女だと思います。

 

 

 

最近は保護犬活動をしている非営利団体や個人のボランティアさんのサイトをあちこち見ていますが、どこも次から次と持ち込まれる犬猫の対応に忙殺されているようです。

 

我が愛犬の保護ママさんから聞いた話では、当地の場合はブリーダーによる遺棄が8割程だそうですが、個人飼い主でも老犬になって面倒が見きれないと遺棄したり、保護団体にワンコを持ち込む人もいると知ってなんて薄情な人なんだとつくづく呆れてしまいます。

 

ただ、殺処分を減らすためにはペットショップでの生体販売をやめさせ、悪徳ブリーダーを厳しく取り締まらなければならないと思います。

 

冒頭のYahooニュースでもそうした方法によってペットを溢れさせている蛇口を締めることが必要だと結論付けています。

 

その程度のことであれば、法律を改正し、警察署内で効率の悪い事務作業をしている警官を動員すればあっという間に解決できるはずです。

 

大幅に殺処分を減らすには、そこをやらない限り不可能だと思います。

 

そもそも、ペットショップでおもちゃを売る様に生き物を売っていることが無責任にすぎます。

 

私もペットショップで偶然見かけたキュート君に一目ぼれして買ってしまったのだけど、店員に飼育環境や家族構成などは一切聞かれていないし初めてワンコを飼う時の心構えを教えてもらうこともありませんでした。

 

ペットショップは単に売り上げを伸ばせば良いだけで、その後に飼育放棄されようが遺棄されようが知ったことではない訳です。

 

そんな販売姿勢が遺棄を増やしているのは間違いのない事実です。

 

 

そしてペットショップで売れ残ったワンコ達。

 

法律改正で保健所では引き取らなくなったけど、引き取り屋というビジネスが出てきて、彼らは引き取った犬猫を餓死させたり劣悪な環境下で病死するのを待つのだそうです。

 

ブリーダー側も生後3カ月を過ぎたワンコは売れなくなるので、その旬の時に病気を持っていたりすると引き取り屋に渡したり、我が愛犬のサンちゃんの様に山中や河川に遺棄してしまうんだそうです。

 

繁殖犬は歳をとると奇形の子を産む確率が高くなって、子犬に僅かでも奇形があると遺棄してしまうんだそうです。

 

 

こんな状況を無くすには、やはりペットショップの生体販売を禁止して、ブリーダーの審査を厳しくするしかありません。

 

保護犬ボランティアさん達がいくら頑張っても、この状況を正さない限り保護犬は溢れかえって殺処分が減ることはありません。

 

 

保護犬だったサンちゃんは、私達家族にすっかり懐いてくれて家中を笑いで包んでくれます。

 

IMG_9921.JPG

 

こんな素晴らしい存在のワンコ達を年間で15万頭も殺処分するなんてまともな国ではありません。

 

政治も行政も酷すぎます。

 

そしてその片棒を担いでいるのが私達国民。

 

そしてそれは保護犬の話だけにはとどまりません。

 

沖縄基地問題や原発事故被災地のことにはロクな施策も打たずに、防衛費を増額し、北朝鮮との対話もしようとせず、もりかけスパ疑惑の様に身内に有利な取り計らいをしている安倍内閣。

 

ウソの答弁をして恥とも思っていない官僚たち。

 

そしてそんな安倍内閣を支持している4割もの国民。

 

本当にこの国は壊れかかっているのだと思います。

 

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コメント
今年もブログ発信楽しみにしています。
実は我が家も子供たちが小さい頃、知人から可愛いメスの柴犬を頂き家族の一員として楽しいひと時を過ごしていました。
高齢化して14歳で老死した時、我が家は深い悲しみに包まれました。寂しい別れでした。
ワンちゃんは可愛くて好きなのですが、老後のことなど考え、それ以来、飼うことをやめました。
我が家の分までキュートくんとサンちゃんを可愛がってください。
毎年15万匹のワンちゃん達が殺処分されているようで
悲しいことです。責任をもってペットを飼う取り組みの強化が急務であることを改めて認識した次第です。
政治の話、思いは同じです。

  • 北の国から
  • 2018/01/04 8:32 AM
北の国から様
わんちゃんとの別れはきっと辛いんでしょうね。
考えただけで涙が出てしまいます。
なお、保護ママさんに聞いた話では、高齢の方でも老犬の保護犬を迎えられる方が沢山いるようです。以前の愛犬の生まれ変わりだと言って、その時の悲しみが忘れられるそうです。
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