リベンジ
- 2019.05.20 Monday
- 21:29
先日、わざわざ高速道路を使って食べに行ったうな丼。
本当に不味かった。
そんな私の頭の中は、美味しいうな丼を食べたいという欲求でいっぱい。
かみさんも同じ気持ちだそう。
だけどミシュランガイドに掲載されたお店は多分お客さんでいっぱい。
ところがかみさんが電話すると簡単に予約が取れてしまいました。
おバカ夫婦の頭は美味しいうな丼のことでいっぱい。
着替えて出かけようとすると愛犬達が気配を察して、情けない顔をして前足で私にトントン。
本当に可愛い。
なのではやる気を抑えて愛犬達を近所にお散歩に連れて行きました。
ただし、その道のりは500mぐらい。
それでも満足したのか、玄関先でお座りして私たちを見送ってくれました。
キュート君一人の時はこんな時とても置いていけなかったけど、サンちゃんが来てからは二人で結構仲良くお留守番をしてくれます。
それでも、愛犬達に申し訳ないという気持ちは変わりません。
そんな罪悪感を心の奥に押し込めてウナギ屋さんに向かいました。
そのお店はお昼時にも関わらずそれほど混んでいませんでした。
過去2回はいずれも随分待たされたのだけど、ミシュランガイドに掲載されて混雑しているだろうと敬遠されたのかもしれませんね。
↓がそのうな丼。
やはりとんでもなく美味しい。
皮はパリパリ、中はふっくら。ウナギの香りもプンプンします。
そして陶器の丼も熱々で、ご飯ももちろん熱々。
本当は関西焼きではなく関東焼きが好みなのだけど、これなら関西焼きでも十分ありです。
ああ!美味しかった!
先日のリベンジができました。
なお、「リベンジ(revenge)」は本来は復讐、報復、仕返しという意味だけど、日本ではそうした恨みを晴らすとか仕返しという意味で使われることなく「借りを返す」「雪辱」という意味で使われているのだそう。
本来の意味より、日本的解釈の方が平和ですね。
ところで安部は衆院本会議でサイバー攻撃を受けただけで自衛権を発動して相手国を攻撃しても良いと言ったそう。
http://lite-ra.com/2019/05/post-4723.html
それはもはや防衛と呼べるものではなく「報復、仕返し」です。
「先制攻撃」と言ってもいいくらいです。
丸山穂高が領土を取り返すには戦争しかないと言ったけど、安部も根っこの部分では同じです。
メディアでは決して放送されない日本会議での安部や稲田らの発言を聞けばそれは明らかです。
そんな安倍内閣の支持率が急回復して不支持を大きく上回ったんだそうです。
支持するとした国民は、安部の正体を知らないのだと思います。
安部の「アンダーコントロール」にあるテレビや読売新聞しか情報源のない国民。
そもそも自分は政治とは無関係だと思って政治を知ろうとしていないんだと思います。
日本人が苦労して手に入れた民主主義の歴史や原則を理解していないんだと思います。
我々国民一人一人が主権者。
間接民主制で代議士に任せてはいるけど、国民に主権があるということを分かっていないんだと思います。
安部が韓国や中国をrevengeの本来の意味「報復、仕返し」の対象として考えているのは間違いありません。
国際法違反(空襲、原爆投下で非戦闘員を虐殺)で国民を殺害した米国にrevengeしたいというなら分からないでもないけど(もちろんやってはいけないけど)、そんな米国にはヘラヘラと屈辱的な外交。
祖父の岸信介の対米隷属姿勢をそっくり引き継いだ安部。
主権者である私たちは、歴史を学び、寛容な心を持ってrevengeの虜から脱却しなければなりません。
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