東京オリンピックのチケットが30万円!
- 2019.05.09 Thursday
- 10:22
今日からオリンピックの観戦チケットの申込受付が始まるそう。
値段を見るとびっくり。
最高額は30万円。
安くても1万円強。
莫大な国費、すなわち税金を使って開催される上に、こうした高額のチケットなんてどうなんでしょうか。
元々、東京オリンピックについては懐疑的だった私。
日本の財政状況、相次ぐ自然災害、いまだ収束していない福島原発事故のことに思いをはせればオリンピックどころではないはずです。
それにもかかわらず、安部の「アンダーコントロール」という大うそ発言。
そして安倍はリオの閉会式になんとマリオの格好をして登場。
皇室の政治利用についていろいろ言われているけど、オリンピックも政治利用の匂いがプンプンです。
オリンピックで日本人選手が活躍すればナショナリズムの高揚にも役立つし、憲法改悪にも利用しようとの意図が見え見えです。
「決まったものはしょうがない」「せっかく盛り上がっているのに水を差すな」と言われそうですが、ここはそうした反対意見や疑問があったことをしっかり記憶に留めておいた方が良い。
加計学園の岡山獣医化大学認可疑惑についても、安部は「もう入学している学生がいる。将来のある彼らを不安にさせてはならない」などとほざいて、不正疑惑はなかったことにしようとしていますが、そんなことでは日本はまともな国にはなれません。
東京オリンピックのチケットについてもおそらくいろんな不正が予想されます。
数年前に行ったポールマッカートニーの武道館公演。
かみさんが「定年のお祝い」にと言って一人10万円のチケットを奢ってくれました。
アリーナ席は芸能人、有名なミュージシャンでいっぱいでした。
ところが開演前にトイレに立った時に、目の前に別室から美女を従えて出てきた小倉なんとかと言う有名アナウンサー。
武道館にそんなVIP室があるなんてアナウンスはなかったし、彼の座った席は舞台が殆ど見えないアリーナ席じゃなくて、すぐその上の一段高くなったSS席のど真ん中。
そして私たちの席はアリーナ席の一番最後尾から5列目ぐらいの席。
どう考えても裏がありそうです。
先日行ったサラブライトマンのコンサートも発売と同時にアリーナ席を申し込んだのだけどやはり最後尾から4番目の席。
美人ピアニストの仲道育代さんのコンサートの時も発売開始直後に電話申し込みしたのに、すでに前列左の席(手が見える席)はすでに満員。
聞くと発売前からファンクラブの人やVIPの為に確保してあるんだそう。
ファンクラブの人はともかくVIPって何?
安部内閣の五輪担当大臣は五輪憲章すら読んだことがないと公言し、その後も不用意発言が続いて辞任したけど、とにかく近代のオリンピックは不透明なことが多すぎる。
政治がほとんどのところに絡んでいます。
政治的中立を求める五輪憲章違反です。
http://www.joc.or.jp/olympism/charter/pdf/olympiccharter2018.pdf
JOCの竹田氏は誘致にかかわる贈賄疑惑が発覚して辞任することになっているけど、メディア各社はその裏方である電通に配慮してほとんど報道しないし、復興五輪と銘打ちながら「どこが復興?」と言わざるを得ないし、競技場に関してもロゴマークについても不正がわんさか。
こんなオリンピックの、それもとんでもなく高額なチケットがそんなに売れるんでしょうか。
経済評論家の中にはオリンピック前後で日本の経済は崩壊すると断言する人がいるけど、その予言はもっと早く実現してしまいそうな予感がします。
恣意的な投資を前倒しで行うことによる「五輪後不況」という言葉もあるくらいですが、ブラジル・リオオリンピックの時も、開催前から深刻な不況に陥ってしまいました。
なんとかという極右思想の美容整形外科医の家に泥棒が入って金の現物を盗られたそう。
彼のような大金持ちは、とっくに不況やハイパーインフレに備えているんですね。
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