明日は我が身
- 2019.03.20 Wednesday
- 22:12
今日はヴォーカル教室。
部屋に入るなり先生から発表会での私の演奏を褒められました。
私の出番の3人前ぐらいから会場に来てくれた先生ですが、あまりにも生徒さん達の歌が下手くそで聴いていられなかったそうです。
それが私の番になって、アコギ3本とパーカッションのバックで私が歌った夢の人がとっても良かったので救われたと言ってくれました。
私のギターもヴォーカルも、そしてバック演奏の編曲もコーラスも素晴らしくて、先生が聴いた中では断トツの出来だったそうです。
まあ、他の生徒さんはギターかベースを習っているけどヴォーカルは習っていないし、先生達のバック演奏もギターかベース1本だけ。
そんな中で唯一ヴォーカルを習っている私が、豪華なバック演奏をしてもらったのだから出来が良いのはある意味当たり前。
それでもヴォーカルの先生からそんなに褒められたのは初めてのことだったので嬉しかった。
次の課題曲ですが、自分なりに考えてサイモンとガーファンクルのスカボロフェアの譜面を持って行きました。
この曲のギター伴奏は以前習っていたのでできるのですが、ヴォーカルがどうも上手く行かない。
こうした静かな曲は昼間家で一人でいる時に演奏するにはもってこいなのですが、歌っていても全然気分が乗らなかったんです。
早速先生のピアノ伴奏で歌ってみました。
やはり全然気分が乗りません。
すると先生は、私がサイモンとガーファンクルより1オクターブ低く歌っているからだと言います。
なので1オクターブ高く歌ってみましたが、今度は高過ぎてまったく声が出ません。
結局、私の声では原曲より半音7つ下げが一番良いということになりました。
ギターの伴奏もその分転調しなければならないけど、ギターはカポをつけるだけでカンタンに転調できるから楽です。
先生は「ポールの曲と比べて平板で山がないので、私の不得手な静かに歌うという技術を磨くのにピッタリだからあなたの選曲はばっちり」と言ってくれました。
それにしてもサイモンとガーファンクルは、あの高音がでるポールマッカートニーより更に高音だなんてびっくりです。
調を決めて歌ってみましたが、今度は英語の歌詞が曲に上手くはまりません。
スローなので夢の人の様な早口言葉はないのだけど、それでもなかなか難しい。
しばらくは苦労することになりそうです。
ところでちょっと気がかりなのが、肺がんの疑いで検査入院した町内会長さんのこと。
奥さんからは検査結果が分かり次第連託してもらうことになっているのですが、退院予定の今日になっても連絡がありません。
がんでないことが分かって宴会でもしていれば良いのですが、それにしてもくれると言っていた連絡がないのが心配。
全く知らない土地に引っ越してきた私達を温かく迎え入れてくれた会長さんなのでとにかく何ともないことを祈りたい。
それにしても定年後、あるいは60を過ぎるとがんになったとか脳梗塞で倒れたとか、そんな話が多い。
ヴォーカルの先生によれば、ギター教室の生徒さんの中で定年した直後に亡くなってしまった人もいるそうです。
会長さんも65歳になって定年の歳だと言って家業を営業権譲渡してから半年もたたない内にそんな話。
定年後の黄金の老後生活を送ろうと思った矢先にそんなことになれば本当に残念だろうと思います。
そして明日は我が身。
何時何時そうなるかもわからないのだから、せめて今を楽しく過ごしておかなければならないと思います。
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