30年ぶりに家族のビデオを見た
- 2019.02.09 Saturday
- 00:27
今日はギター教室。
3分前に着いて前の人がレッスンしている姿を窓越しに見ていると、ギターを持たずに行進の練習。
多分、裏拍ができなくて身体で裏拍のタイミングをつかむ練習をしているんだと思いました。
私の番になって先生に聞くと、やはり私と同じで裏拍が打てずに大変な苦労をしているんだそう。
それほど、我々老人には裏拍というものは難しい。
課題曲のTRUTHのリフと旋律部分のオブリガートはかなり感覚がつかめてきましたが、やはり裏拍のタイミングが難しい。
先生の模範演奏を聴いて拍を覚えてしまうやり方だと簡単だけど、今は裏拍の感覚を会得する時。
楽譜だけを見て演奏し、先生に見てもらいました。
TRUTHの場合は、裏拍から入る時にダウンピッキングから入らなければならないなど、かなり難しい。
それがスラーが小節をまたいで入ったりしているのでもうボロボロ。
ピアノを習っているときもソルフェージュでリズムうちが出来なくて苦労したことを思い出してしまいました。
でも、ここを超えれば後は中間部のソロだけ。
もちろんここが最難関なのだけど、ちょっとだけゴールが見えてきた様な気がしました。
教室の帰りは友人と待ち合わせてカフェへ。
どうでも良いようなバカ話を1時間ほどして別れました。
コーヒーでお腹が膨れた私は夕食の時間になっても食欲が湧きません。
かみさんはすき焼きのお肉があると言いますが、昨日お寿司をたらふく食べたのでもっと軽いものの方が良い。
なので7時半を過ぎてからかみさんと昨年末新規オープンした大型食品スーパーに出掛けました。
こんな時間にスーパーに行くなんて我が家では珍しい。
お目当ては煮魚とかお刺身。
そんなものをちょこちょこっと買うだけだと思っていたのですが、なんと大半の生鮮食品が半額処分。
すると、かみさんが突然はしゃぎ回ってあちこちの冷蔵ショーケースを物色。
かみさんがこんなに元気にはしゃぎまくったのは、武道館にポールを見に行った時以来。
「どうしたの?」
と聞くと、こんなに安いと嬉しくなって仕方がないと言います。
出来合いの煮魚など、店員さんが半額になったものを二つで同じ値段で良いと言ってくれたのでそれを買った上に、中トロの刺身に赤魚等の干物にたらこに竹輪の揚げ物、そして大量のお肉やフルーツなども買い込んでしまいました。
殆どが半額です。
結局、持参した大きな買い物袋が3つ共一杯になって、更に買い物袋の中に入っていたレジ袋も使って計4袋。
帰りのクルマの中ではこんな会話をしました。
かみさん「私達って貧乏性だよね」
私 「お前の実家は羽振りが良かったのになんで貧乏性なんだよ」
かみさん「羽振りが良くなったのは家業が軌道に乗ってから。それまでは貧乏だったから」
私 「そう言えば若い頃の俺たちも貧乏だったよね。給料も安かったし」
かみさん「そうだよね。でもなんとか二人で頑張って今はそれなりの生活が出来ているよね」
そんな会話をしていると、結婚した時に汚くて狭い社宅に入っていた頃を思い出しました。
外食なんて殆どしたことが無かったし、クルマも姉からもらった中古のカローラ。
それでもギリギリまで節約して毎月そこそこの額の貯金をしたし、ボーナスは全額貯金していたっけ。
それでも日曜日になるとお弁当を作って子供達と公園に出掛けたりして幸せだったなあ。
夕食を終えると、そんな夫婦の会話を知る由もないはずの娘が降りて来て、昔のビデオカメラとカセットテープを持って来て、テレビにつないで見せてくれました。
結婚して5〜8年目ぐらい、子供達も赤ちゃんから幼稚園ぐらいの時のものでした。
腕白な子供たちのはしゃぎ回る様子は、今の愛犬達と同じ。
ずっと遊びまくって疲れたら寝てしまうところもそっくりです。
自分達でビデオを見ても、私達はとっても幸せそうでした。
子供達はとっても可愛かったし、かみさんも山口百恵とそっくりの美人でした。
職場N0.1だった記憶はあるけど、こんなに百恵ちゃんにそっくりだっただなんて記憶はないんですけどね。
私はと言えば体重が110キロぐらいの頃。
そしてその時の私と娘の旦那さんがそっくり。
かみさんも昔の私を見て、あまりに娘婿とそっくりなので笑い転げてしまいました。
娘は、
「別にパパを意識して選んだわけじゃないけど」
と言っていましたが、あれほど似ているのだから、やはり結婚相手選びにはなんらかの潜在意識が働いたのかもしれませんね。
なんだかとっても幸せな一日でした。
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