ラプソディーインブルーじゃなくてボヘミアンラブソディ―
- 2019.01.03 Thursday
- 00:20
最近評判の映画3作品、「アリー」「ボヘミアンラブソディ―」「エリッククラプトン」はいずれもミュージシャンが主役。
アリーはフィクションだけど、後の2作品はノンフィクション。
先日、試写会で見たガガ主演の「アリー」がとっても良かったので(と言っても途中で筋が分からなくなったけど)、後の二作品も是非見たいと思っていました。
アリーが良かったのは、ガガの歌がとっても良かったのがまず一番の理由。
アリーを演じるガガの演技力も素晴らしかった。
そして旦那さんとの愛がノーマルで、そのロマンスと夫婦愛にも心が打たれました。
ところが今日行ったラプソディーインブルー(と題名を勘違いしていた)じゃなくてボヘミアンラブソディは、ちょっとがっかり。
楽曲はまあまあだったけど、正直私の好みとは違うし、さらにもっとも不快だったのは、主人公のフレディー・マーキュリーがゲイで、きれいな奥さんとも別れ、そしてエイズで死んでしまうということ。
仲間を裏切ったりしたシーンも不快だったし、事務所やマネージャーを悪者に仕立てたことも不快だった(本人は死んでいてたとしてもその子孫もいるはず)。
一緒に観に行ったかみさんも全く同意見。
先にこの映画を観たヴォーカルの先生からは、とっても感動して涙が出てきたと聞いていましたが、どこで泣けるのかもさっぱり分かりませんでした。
それに比べてポールマッカートニーの生き方や音楽はなんと素晴らしいんだろうという話になりました。
ポールの曲は、ジョンに言わせれば政治色もない単なるポップスだとのことですが、母や奥さんへの愛を歌った曲の歌詞はとっても心に響きます。
映画が終わってからは、モール内にある牛かつ屋さんに入ってお互いにそんな話をしました。
残るはエリッククラプトンの映画だけど、観るのはやめにしました。
彼も酒とドラッグにおぼれて、女性関係も無茶苦茶。
おそらくそんな人生を描いたものなんだろうから不快になるに決まっています。
楽曲もティアーズインヘヴン以外で好きなものはありません。
それでも世の中の多くの人は、クイーンもクラプトンも大好きだし、映画も良かったと評しているのだから、私はかなり偏っているのかもしれません。
音楽の趣味の偏りが私のコンプレックスでもあるのだけど、この歳になってその偏りが治るはずなんてないんだから、これでも良いかあと開き直るしかないですね。
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