スナックのママさんみたいな銀行員だと思ったら・・・

  • 2018.08.16 Thursday
  • 17:06

今日も私達夫婦は愛犬達を娘達に託して外出。

 

一時の暑さと比べて随分涼しくなったので、歩いて信託銀行まで行きました。

 

その銀行からかみさんに電話があったからです。

 

退職金の一部を預金した時には、退職金優遇金利というのがあってそれに釣られたのですが、それ以降も退職後2年間は何度でも追加入金すればその優遇措置をとってくれるという案内が来ていたけど面倒なので放置。

 

それでもかみさん曰く、良い条件があるとせっかく電話をもらったからというのでアポなしで行ってみました。

 

信託銀行はお盆ということもあってガラガラ。

 

暇そうな受付の人が整理券を機械から取って渡してくれましたが、5分も経たない内に呼び出し。

 

いくつも窓口があるなかで、それぞれの窓口には結構な美人さんがいましたが、私達が案内されたのがちょっと太っちょのおばさんが担当。

 

がっかりしたけど、そのおばさんが銀行員とは思えない位面白い人。

 

漫才をやっているような感じでいろいろと商品を勧めてくれます。

 

結局、私の分もかみさんの分も信託預金にしてあるものを3か月自動継続から2年自動契約に変更しただけだけど、エクセレント会員の私達はそれだけで金利が倍になるそうです。

 

ただし、金額にすれば僅かなもの。

 

どうでも良いけど、沢山ノベルティーが貰えてそれが嬉しかった。

 

そしてなにより良かったのはそのおばさんの話しぶりが面白かったから。

 

「銀行員よりスナックかクラブのママさんやっていた方が儲かりそうですね」

 

と言うと、

 

「よくお客さんにそう言われるんです」

 

と答えてくれました。

 

そしてノベルティーを袋に詰めてくれている間に、

 

「実は私の前の主人がスナックをやっていたので、お客さんの指摘もある程度あたっているんです」

 

と話してくれました。

 

 

銀行員と言えば能面のようなつまらない人が多いと思っていたけど、こんな人がいるなんて意外でした。

 

そう言えば、転勤した近所の三井住友銀行の支店長さんも安倍と同じ三流大学の出身だと公言する面白い人だったけど、一流大学卒のエリートばかりでなくこんな人たちを沢山採用していれば、今の様な体たらくにはならなかったかもしれませんね。

 

 

銀行を出てからは、また当てもなく街をフラフラしておバカ夫婦をしました。

 

話題は先程のおばはんの銀行員のこと。

 

かみさんは、

 

「人のことなんてどうでも良いじゃない」

 

と言いながら、

 

「その向こうの人は宝塚の男性役の人みたいだったね」

 

と言います。

 

やっぱり、おバカ夫婦の会話です。

 

 

それからは私達が出会った会社のビルの周りを歩いて懐かしがったり、飲食店が随分入れ替わったのを発見したりして面白かった。

 

生憎、かみさんが行ってみたいと思っていたお店は、みなお盆休み。

 

ビジネス街だからしょうがないですね。

 

 

それからまたぶらぶら歩いて以前入ったことのあるとんかつ屋さんへ。

 

前は美味しかった記憶があるのだけど、今日はさほどでもなかった。

 

ちょっと残念。

 

三日連続の僥倖とはなりませんでした。

 

 

明日は私とかみさんと娘で遠くの歯科医まで行く予定。

 

その間、愛犬達は可哀想ですが、二匹はとっても仲良しなので安心です。

 

知り合いで二匹飼っている人達は、いずれも仲が悪くて困っていると嘆いていますが、我が愛犬達は本当に仲良し。

 

昨年までは一人っ子だったキュート君だけど、可愛い弟を迎えて相性も良くて本当に良かった。

 

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周防市の救出劇で思ったこと

  • 2018.08.16 Thursday
  • 09:24

山口県周防市で行方不明になっていた幼児を救出した尾畑さん。

 

メディアのインタビューに屈託のない笑顔で答えている姿がカッコ良かったですね。

 

ご本人は、65歳で鮮魚店を辞めて以来全国を飛び回ってボランティア活動を続けていらっしゃるそう。

 

本当に素晴らしいことですね。

 

他方で気になるのが、大勢で捜索にあたっていた警察や消防が何故幼児を見つけることが出来なかったということ。

 

たった一人の78歳のご老人が僅か30分で発見できたのに、どうして彼らが出来なかったのか。

 

 

私の勝手な考えだけど、その差は「私情と義憤の有無」じゃないかと思います。

 

他方は仕事だと思ってやっている人達、そしてご老人はひたすら純粋な思いで人を救いたいとの私情と義憤による行動。

 

この「私情と義憤の有無の差」ってかなり大きいと思います。

 

もちろん警察や消防の人たちも一所懸命に捜索にあたってくれたのだろうけど、どこか心の片隅に「仕事だから」という気持ちがあればもう一歩踏み込んだ活動に至らないという面があるんだと思うんです。

 

 

現役時代に新規事業企画を担当していた私。

 

マーケティングやビジネスモデル、パートナーの組成などに取り組まなければならないのだけど、そんな時に出会った私の人生・ビジネスにおける生涯のお師匠さん。

 

彼が教えてくれたのは、

 

「この世の中のこんなところを変えたい、こんな世の中にしたいという私情や義憤がなければ新規事業は成功しない」

 

ということでした。

 

はじめは、なにを言っているんだろうと思った私ですが、彼に仕える様になってその意味が少しづつ分かるようになってきました。

 

セコムの企業理念は「セコムの憲法」として有名ですが…

http://www.secom.co.jp/corporate/vision/

 

セコムが病院経営に乗り出したのが、ある地域で消防と病院が癒着して救急医療が歪められたある事件を知ったことが発端だそうです。

 

こんなことで良いはずがないと考えた創業者と社長さんは、それ以来数々の制約を押しのけて病院経営に乗り出すことが出来たのだそう。

 

私の師匠の凄いところは、私を実際にセコムの社長さんに会わせてくれたこと。

 

師匠は予め私を会わせる目的を社長さんに告げてあったのでしょう。

 

他にもいろいろと為になるお話を聞かせていただきました。

 

 

周防市の件は、そんな師匠の教えを思い出させてくれました。

 

 

考えてみれば、私が59歳で早期退職を選んだのも、専業主婦だったかみさんが手芸教室を本格的に始めて会社を作ったのも、そして中古のビルを買ってリノベーションして直営の手芸教室とカフェを作って、私の趣味のコンサートを企画・開催するようになったのも、全てお師匠さんのアドバイスや考え方に影響を受けてのもの。

 

私はそのお師匠さんから貰った講演会の原稿はいまだに大切にとってあります。

 

しばらく読み返していなかったのだけど、ちょっとだらけてきた今の生活を見直してみるためにもう一度読み返してみようと思いました。

 

それにしても尾畠さんの笑顔が印象に残る周防市の救出劇でした。

 

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