厚生年金受給申請手続きを終えました

  • 2018.08.06 Monday
  • 19:11

今日の午前中は市役所に。

 

年金申請手続きに必要な書類を取りに行くためです。

 

まずは市民課で戸籍抄本と世帯全員の住民票。

 

そして市県民税課で私とかみさんの所得証明を取りました。

 

これらは事前にマニュアルを読んでリストアップしたもの。

 

市県民税課のかなり高齢に見える職員は余程暇だったのか、パソコンから私のデータを引っ張り出して、私をかみさんの扶養に入れれば税金が安くなるとか、株の配当金を確定申告し直せば税金が戻ってくるとかいろいろ細かく話してくれます。

 

確かにそれはある程度分かっていたけど、配当金の支払い調書なんて取っていないし、それを取り直して税務署に行って申告してもたかが10万円程返ってくるだけ。

 

面倒くさそうだし、配当金なんてもともと不労所得なんだから放っておくことにしました。

 

 

 

そして家に帰ってから、申請書類を記入して年金番号やマイナンバー等の必要事項を記入して押印。

 

唯一分からなかったのが、雇用保険受給者番号。

 

これぐらいは年金事務所でも把握しているはずだろうからと、それらを持って近くの年金事務所に行きました。

 

 

窓口が3つあって埋まっているのは一つだけ。

 

そして奥のオフィスには10数名の職員。

 

すぐに対応してもらえると思っていたら、予約してもらっていないと待ち時間が掛かると言います。

 

年金の申請書提出程度でそんな時間が掛かるはずがないのに…と思いながらも待つこと10分。

 

すると奥から若い男性職員が出て来て空いている窓口を開けてくれました。

 

 

書類を確認してもらうと、職員は、

 

・戸籍抄本ではなく、謄本が必要

 

・マイナンバーは番号を書いてあるだけではだめで、カードか通知書で現物を確認することになっている

 

と言います。

 

そんなことマニュアルの隅々まで読んでも書いてありません。

 

そして私自身の所得証明は不要だとのこと。

 

ちゃんとマニュアルに書いてあるのに!

 

ちょっとムカッとしたけど、役所の窓口で文句を言っても詮無い話なのでぐっと我慢。

 

 

そして雇用保険被保険者番号はハローワークで貰った写真を貼付した書類が必要だとのこと。

 

これもマニュアルには、番号は必要だけど書類そのものが必要だなんて書いてありません。

 

 

いい加減頭に来た私は、

 

「消えた年金も酷い話だけど、マニュアルも超テキトーですね」

 

とちょっと嫌味を言ってやりました。

 

するとしばらく考え込んでいた職員は、

 

「住民票に本籍地が記入してあるから戸籍謄本は要らないことにします」

 

と少々私に妥協。

 

ただし、雇用保険被保険者の番号とそれを証明する書類は絶対に必要なので、マニュアルには無いけどハローワークに申請して入手してくださいと頭を下げます。

 

失業保険を受給した際にもらった書類があればそれでも良いと言います。

 

聞けば、マニュアルにもいくつかバージョンがあって分かりにくくて正確でないところもあるそうです。

 

こんな事務能力のない役人が年金を企画し運営しているのだから、何百万人もの年金が消えてしまったのもむべなるかなです。

 

 

年金事務所は自宅から徒歩で3分ぐらいなので、家に帰ってマイナンバーの通知書を出して、ハローワークで貰って保管してあった雇用保険被保険者証明書類を探し出しました。

 

そして、男性職員から言われた通りパンフレットにある番号に予約をしました。

 

ところがこれがまた噴飯もの。

 

自動応答式の電話になっていて、問い合わせの種類やら年金番号やらを散々入力させられてやっと人間が出て来ました。

 

すると更に住所を聞かれ所轄する年金事務所はどこかと聞かれ、そしてこれから行きたいのだと言うと予約は明日以降の分だけしか受け付けていないそう。

 

頭に来て、今日行った年金事務所に電話するとまた自動応答式。

 

また年金番号を入力させられて、ようやく電話にでてきたのは先程受付にいたおじいさん。

 

またいろいろ質問されるのが鬱陶しかったので、

 

「つい先ほど行ったものだけど担当の○○さんに代わって」

 

と言うと、またそこで数分待たされます。

 

結局、担当の○○さんは電話に出ずに、事情を分かっている受付のおじいさんが予約を取ってくれました。

 

 

すぐに年金事務所に行くと、受付のおじいさんが笑顔で出迎えてくれたのは良いけど、また最初に書いた受付票を書いてくれと言います。

 

なんという無駄!

 

IMG_9686.JPG

 

お役所仕事の非効率さには本当に呆れてしまいます。

 

 

5分ほど待って先程の窓口担当の職員が出て来てくれて、手続きは10分ほどで終了。

 

書類さえそろっていれば手続きは本当に簡単です。

 

入金は早くて11月から、遅くても12月からだそうです。

 

因みに65歳から貰える老齢年金に関しては、こちらからの手続きは不要で、年金事務所から通知がくるだけだそうです。

 

 

 

ところで、隣の窓口に来ていたお客さんと女性職員の話を聞いていると、本当にダラダラ、グタグタ。

 

新聞を読んでいれば分かる程度のことなんかも質問するお客さんもお客さんだけど、答えている女性職員も回りくどい説明をしています。

 

男性職員に聞くと、60を過ぎても働く人が増えてその間の年金受給についての相談、そして繰り下げ受給についての相談が多い様です。

 

それもこれも制度が複雑なのが背景。

 

そして繰り下げ受給などは詐欺まがい。

 

受給を開始していれば既得権があるから法改正されても大きく損をすることはないだろうけど、受給を先延ばしにしているうちに大幅に受給額が引き下げられる可能性もあります。

 

そしてマクロ経済スライドという訳の分からない制度で、物価が上がれば年金は目減りしていくことになります。

 

 

まあ、納めた年金保険料は10数年受給できれば元を取ることができるのだから損はしていません。

 

また元々、年金支払額の算定最高月額所得は62万円だからそれ以上の所得があった人には同じ生活レベルを維持できるような所得補償とはなり得ないのも事実だから、年金を当てにして老後生活を送ろうというのは虫のいい話。

 

30代、40代の内は殆どの人はそんなこと考えもしないだろうし私もそうだったけど、今にして思えば老後に備えて資産をたっぷり蓄えるか、早いうちにサラリーマンをやめて第二の人生で定年のない自分自身の事業を起こすべきだったと思います。

 

これからの時代は、ますます政治・行政に頼って老後を過ごすのは賢明な方法ではなくなってくると思います。

 

財務省のホームページにあるこんな動画を見るとますますそう思います。

http://www.mof.go.jp/gallery/201808.html

 

すまじきものは宮仕えと言いますが、60を過ぎても宮仕えなど絶対にしたくなかった私は59歳での定年退職を選びましたが、そうした準備が十分ではなかったことはちょっと悔やまれます。

 

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