医師の選び方
- 2018.08.04 Saturday
- 22:54
娘が私の誕生日祝いをくれました。
外履きのサンダルです。
持っていた愛犬達に破壊されてちょっとしたお出かけに不便だったのですが、これで便利になりました。
かみさんからは、夕食に私の大好物の手作りコロッケと鰻。
鰻はスーパーの鰻だったけど、コロッケは全てが手作り。
市販のコロッケでは絶対にこんな美味しくはなりません。
そう言えば、毎年誕生日にはコロッケを作ってもらっている様な気がします。
それにしても今日も暑い暑い。
昼過ぎに近所の薬局に昨日主治医に出してもらった処方箋を持って行くだけで頭がクラクラしてしまいました。
夕方になっても暑さはそれほど変わらず。
6時過ぎに薬局に行きましたが、やはり暑さで息苦しい。
いつもは薬局には愛犬を連れて行くのですが、今日は一人で行きました。
薬剤師さんによると、私と同じクリニックに行くようになった町内会長さんは薬の量が大きく減ったそうです。
それまでは薬だけでお腹が一杯になるくらい出ていたそうです。
薬剤師さん曰く、糖尿病の人は近辺にも沢山いるけど、どこの開業医でも処方するのはアマリール等のSU剤が殆どだそうです。
それも数値の悪化に伴って1mmgから3mm、3mmから5mmとどんどん増えて行くそうです。
SU剤と言うのは10年前まで主流だった薬で、膵臓を叩いてインシュリンを出させるというもの。
長年服用していると膵臓が疲弊してますます糖尿病が悪化すると言われています。
それが、DPP4阻害薬などの新薬が出て副作用が少なくなっているのだけど、糖尿病専門医でもなくロクに勉強していない医者はいまだにSU剤信仰が強いのだそう。
女性の薬剤師は、かなり新薬のことを勉強している様で、以前から近所の開業医の処方薬には疑問を持っていたそうです。
だから初めてその薬局に行った時は、私の処方箋を見て随分新薬に詳しい医師もいるんだと思ったそうです。
私の通うクリニックにしてみればすぐ隣にあるほぼ専属の薬局を使ってもらいたい様ですが、近所の個人薬局だとこうした裏話なんかが聞けるから面白い。
8年ほど前に老人ホームに入っていた両親の主治医から、
「医者で一番優秀な奴は大学病院にずっと勤務し、次に優秀な奴は大病院、一番出来の悪いのは早々に開業医になっている」
と聞かされました。
その主治医も開業医なのによくそんなことを堂々と言えるもんだと驚いた記憶があります。
おそらく日常の健康診断や風邪ぐらいなら自分でもできるけど、なにか重篤な状況になればすぐに救急車を呼んで大病院に行ってくれと言う意味だったのだと思います。
実際に、父が誤嚥性肺炎を起こした時、その主治医は兆候にすら気付かず、義兄がすぐに救急車を呼んで大病院に連れて行ってくれました。
確かに、私程度の頭のレベルでも大学受験の時には地方の国立大学の医学部あたりなら合格できそうなところが何校かあったくらいですから、考えてみれば恐ろしい話です。
私レベルの人間が医師をやっていたら、何人も殺していたかもしれません。
私の主治医は旧帝大で博士号をとった優秀な医師ですが、私やかみさんに専門外のことで異常があれば、すぐに大病院の専門医を紹介してくれます。
そんなことが二度ほどありました。
専門が細分化した今では、なにかあれば専門医に掛かるべきだと改めて思った今日の薬剤師さんとの会話でした。
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