移行時の不協和音も着地点がきれいなら味わい深い
- 2018.05.25 Friday
- 22:12
今日はギター教室。
楽器店に着くとマンドリンが大量に展示してあります。
この楽器店では、時々こうして特定の楽器を集めたフェアをやっていて面白い。
興味深く眺めているとスタッフから声をかけてもらえたので、いろいろと話を聞かせてもらうことができました。
マンドリンは弦が8本。
同じ音の弦が二本つづ、4組あります。
スタッフさんはその中の150万円の上級品を取り出して試弾を勧めてくれました。
ところが、指板の幅がとても狭いし、張力がかなり強い。
上手く音が出せない私に代わって、スタッフさんはそのマンドリンを使って演奏してくれましたが、なかなかの音量があります。
ボディーの投影面積はギターと比べて小さいけど、厚みがあるので大きな音がでるんだそう。
ただ、そのRが多用してあるボディーの製造が全て細かい板を曲げた手作りなので、ギターと比べてかなり高価。
一番安いものでも18万円程で、50万円位が最多価格帯。
コンサートなんかで時々見かけるマンドリンだけど、生まれて初めて触ることができて面白かった。
教室に入ると、先回に続いて先生はWhile my guiter…のやる気満々。
今日もエレキではなくアコギを持参したのだけど、殆どの時間をストロークでコードをかき鳴らす練習になりました。
ソロに嵌りつつある私は、コードをかき鳴らすだけの演奏はつまらないのですが、今日は収穫がありました。
それは「移行音」の重要性。
あるコードから次のコードに移る時に、すばやく移動して汚い音がでないようにするのが正しいと思っていたのですが、それだと演奏でもっとも大事なリズムが一瞬だけど途切れてしまって音楽ではなくなってしまうんだそうです。
だから次のコードに移る時に、左手が指板を離れて不協和音になっても気にせず、そのまま右手でリズムを崩さない様にストロークを刻むのがギターの正しい演奏法なのだそうです。
但し、移行後に次のコードをきれいに正しく音を出すことが肝心で、これができれは不協和音の移行音すらもきれいに聴こえるんだそうです。
そしてそれがピアノなんかではできないギターならでは味わいなんだそう。
ということで、今日はWhile my guiter…でリズムを崩さずに移行音をきれいに出す練習。
左手が指板を離れてた一瞬の間も、右手のストロークをリズムを崩さない様に鳴らすのはなかなか違和感がありましたが、先生の見本演奏を聴きながらやっていると徐々に感覚がつかめてきました。
それはCDなんかで聴くギターストロークの音色そのものです。
うんうん。勉強になりました。
先生は来週からレスポールのエレキギターを持って来てくださいと言います。
発表会まではまだまだ時間があるけど、While my guiter…のギターソロの部分はかなりのハードルなので早めにやり始めて欲しいそうです。
そしてこの楽曲に必須のエフェクターを購入して持ってきて欲しいそうです。
chorusという音色のものだそうです。
手持ちのアンプでもchorusモードはありますが、演奏の途中で切り替えるには別売りのエフェクターが必須だそうです。
それはその楽器店でも売っていますが、価格は1〜3万円。
先生は中古の楽器店で5千円程度で売っているはずなので、あちこちのお店を覗いてみるようにアドバイスをもらいました。
ギターを習い始めて4年経ちますが、ここに来てようやく上級曲をエフェクターも使って取り組むようになるんだなんてなかなか感慨深いものがありました。
ところで、今日ようやく籠池夫妻が仮釈放されましたね。
右翼かぶれのとんでもないおやじだったけど、尊敬していた極右の安倍さんに裏切られてからは正気に戻ったと菅野完氏語ったと言われる籠池氏。
これからは、まともな政治を取り戻すためにあの独特なキャラを活かし、安倍さんの悪事を暴くのに尽力してくれることを期待したい。
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