わんちゃん同伴でないと泊まれない福井の旅館とワンコに冷たい富山県
- 2018.01.05 Friday
- 22:23
<前記事からの続き>
東尋坊で海鮮と景色を楽しんだ後は、かみさんが予約してあった旅館へ。
ここは、ワンコちゃん同伴でないと泊まれないという珍しいところ。
周りに立ち並ぶ有名旅館の駐車場がガラガラなのに、そんなワンちゃん同伴必須の旅館は超満員。
やはり、なにか特色を出さないとならないってことですね。
部屋でチェックインして休憩もそこそこにドッグランへ。
250畳もあるというドッグランは和風の作りで、そこにいろんな遊具もありました。
ドッグランが苦手なキュート君は案の定、他の大きなワンコ達にびくびくしていましたが、サンちゃんの気の強さにはびっくり。
なんと、ラブラドールや芝に対してもガンガン向かって行きます。
家族を守ろうとしているのか、私達に近づくワンコをことごとく追い返してしまいます。
他のワンコも、自分よりはるかに小さいサンちゃんに追いかけられて逃げ回っています。
いつも甘えん坊のサンちゃんにそんな強さもあることを発見して驚きました。
おとなしいはずのキュート君も、サンちゃんが大型犬に襲われない様にと考えたのか、凄い声を出して他のワンコを牽制します。
愛犬たちの意外な一面を発見できて嬉しかった。
ただ、他のワンコ達に敵意を持った愛犬たちは、他の人達も一緒の夕食時間も大騒ぎ。
家族単位で壁で仕切ってはあるのだけど、横を他のワンコが通ると猛烈な勢いで牽制するんです。
それもサンちゃんだけでなく、キュート君も同じ。
これまで何回もホテルに泊まったことがあるキュート君は、いつもレストランでは大人しかったのに、この日は一転してわんぱく坊主になってしまいました。
おかげで、美味しいお料理も落ち着いていただくことができませんでした。
そんなキュート君だけど、大好きなローストビーフが出てくると大人しくなって私の腕をカキカキして、顎をテーブルの上に乗せてきます。
こんな時は、ついつい与えてしまう私です。
そうこうしていると、仲居さんの一人が愛犬たちにおやつを持って来てくれました。
あまりに愛犬たちが騒ぐので静かにさせようと思って持って来てくれたのかもしれません。
愛犬たちは部屋に帰ると吠えるのはやめてくれたけど、部屋の中をあちこちグルグル。
床の上でトイレをして汚さない様におむつを着けさせましたが、おむつを着けたままトイレシートの上でウンチをしているサンちゃんの姿が何とも言えず可愛い。
そんな姿を見ている内に私達は畳の上で寝入ってしまいました。
目が覚めると10時半。
お風呂が12時までなので急いで交代でお風呂に行きました。
先にかみさんと娘が行きました。
かみさん達が帰ってくると、愛犬たちは飛びついて行って歓迎。
ちょっと離れていただけなのにこんなに喜んでくれるのは嬉しいものです。
温泉はなかなかいいお湯でした。
露天風呂もあって、冷たい風にあたりながらお湯に浸かると、とっても気持ちが良かった。
夜は、かみさんと娘が別室のベッドで、私は和室で布団で寝ました。
愛犬たちは部屋の間を何度も行き来していましたが、結局二匹とも私にくっついて寝てくれました。
本当に可愛い。
翌日は母が入居する富山のサ高住へ行きました。
もともとは母の顔を見に行くのが今回の目的。
実家とサ高住はかなりの距離があるし、実家にあったテレビはサ高住に持って行っているので実家には泊まらず旅館に泊まることにした次第です。
私は母と会ったのは1カ月ちょっと前だけど、娘は数年ぶり。かみさんもほぼ半年ぶり。
母はとっても嬉しそうでした。
ちょうど、私達が来る直前に母の甥が面会に来てくれていたそうですが、入れ違いになってしまって会えずに残念でした。
母には愛犬たちを見せたいと思っていたのですが、サ高住の職員に確認するとワンコは入館禁止だそう。
富山県と言うところはどこもワンコに対して冷たい様で、ワンコの入れるカフェ、レストランはほぼ皆無。
ネットで探したけどワンコの入れるところはほとんど無く、やっと見つけたところも実際に行ってみると方針を変更してワンコ入店不可にしたとのこと。
道中で見つけたお店にわざわざ遠回りして行ったのに入れないと知った私達が大いに憤慨したことは言うまでもありません。
住みやすさでは全国トップクラスだと言われる富山県だけど、愛犬家にとっては住みやすい所とは到底言えません。
最近はワンコと同居できる老人ホームもできている位なのに、一切立ち入り禁止というのは如何にも時代遅れです。
このブログを見てくれた人の中に、富山県の職員がいたら是非考えて欲しい。
こんな状況では富山はますます過疎化が加速してしまいますぞ。
ということなので、愛犬の顔を見てみたいという母を車椅子に乗せて駐車場に連れて行きました。
初めはちょっと恐々だった母だけど、しばらくすると愛犬の頭を撫でて可愛がってくれました。
母は私達とどこかに行きたかったはず。
だからワンコも一緒に入れるところを探したのですが、ほぼ全滅なので(遠い所に1軒と後はテラス席のスタバだけ)、母には可哀想だったけど、今回は1時間弱の面会で別れるしかありませんでした。
それでも母は「楽しかった」と言い、久しぶりに会った娘の手を握って嬉し涙を流してくれました。
また近いうちに、母の為に通販で買った補聴器をお土産に帰省しようと思います。
その間は愛犬たちが寂しがるでしょうが、徐々にお留守番ができるように慣らさせたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・
良かったら↓のアイコンをポチっとお願いします。
コメントも大歓迎です。是非コミュニケーションしましょう。
にほんブログ村