安倍さんを支持する人は戦争を願っているのか
- 2017.10.10 Tuesday
- 11:19
昨日の党首討論をテレビで見ていて、各党首のおつむのレベルや人格がはっきりと見えた様な気がします。
明らかに選挙戦術のための公約や、無理無理作った公約、そしてそれを正当化するための詭弁は聞いていて吐き気がしました。
そして何人かの党首は、明らかにおばか。
私のひいき目かもしれないけど、話が一番理路整然としていたのはえだのんこと立憲民主党の枝野氏だったと思います。
ただし、彼は表情が硬い。
嘘つきだと指摘されて頬を引きつらせながら作り笑いをしていた安倍さんよりはましだったけど、もっと多くの人に支持されるためには表情表現の工夫も必要ではないかと思いました。
まあ、私と同じ大学で「研究第一主義」の学風の中で育ったえだのんは、作り笑いなんかできないのも仕方のないことかもしれません。
もっとも彼は旧司法試験の難関を突破した秀才、大学に入るだけで精一杯だった私なんかと比べるのは失礼ですけどね。
今回の選挙では、また自公政権が続くことが予想されている様だけど、本当に国民はそれで良いんでしょうか。
憲法、安保法制の話を別にすれば、各党の政策はどこも大なり小なりリベラル的な政策。
心のそこからそうありたいと思っているかどうかは分かりませんが、少なくとも表面上はリベラル政策に近い。
問題は、北朝鮮を必要以上に刺激している安倍さん、小池さん、そしてこころのなんとかという男。
このブログでも何度も書いたように、北朝鮮は米国との戦争で何百万人もの国民が殺されています。
連合国側の勝手な論理で、同一民族を南北に分断され、旧ソ連、中国と米国によってめちゃくちゃにされた国です。
北朝鮮は以来、反米国家で有り続ける訳ですが、同じ反米国家のイラクはでっち上げの理由で米国に攻め入られめちゃくちゃにされてしまいました。
北朝鮮はそんなイラクを見ているから、核武装で自国を守ろうとするのはある意味当然です。
それを批判する日米が、核禁止条約に署名せず、いまだ17000発もの核兵器を持つ旧連合国(とインド、パキスタン、イラン)には核兵器の廃棄や縮小を求めないんだから自分勝手も良いところです。
米国はいまだに新型核爆弾の実験を行っていると言われているし、イラク戦争では劣化ウラン弾を使ったし、日本はすぐにでも軍事転用ができる原発を再稼働させている。
北朝鮮の挑発的言動には私も腹が立つけど、日米のこうした矛盾にも腹が立ちます。
もともと米国のみを敵視していた北朝鮮が、「日本を沈める」と言い出したのは、安倍さんの一連の過激発言が背景にあったことは否定できないと思います。
「対話は意味がない」
こんな言葉を平然と吐く安倍さんに我が国のリーダーを任せることなど到底出来ません。
唯一の核被爆国として、あるいは隣国として北朝鮮と粘り強い対話ができるのは日本を置いて他にありません。
そんな日本が、核禁止条約に署名せず、核兵器の廃棄・削減を放置し、北朝鮮に過激な批判ばかりしているのは、明らかに愚かな行為です。
安倍さんがよく言う「誰も戦争をしたいなんて思っていない。が・・・」という言葉はいかにも幼稚です。
戦争なんていつも突発的で偶発的な出来事から起こってしまうんです。
それとも、安倍さんや小池さんを支持する人は、実はこころの底で戦争になることを願っているんでしょうか。
米国のカーター元大統領が北朝鮮に訪問するのではという観測が出ています。
この訪問が上手くいけば、「対話は意味がない」と言い切った日本はとんでもない恥をかくことになるでしょう。
でも、是非恥をかくようなことになって欲しい。
そのとき、私達が「I am not ABE」と宣言すれば、分かってくれる人は分かってくれるはずです。
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