年金請求書が届いた
- 2018.04.23 Monday
- 23:14
今日、年金請求書が届きました。
退職前に会社の年金組合から詳細な説明を聞いていたけど、その時はなんだか他人事の様で実感がなかったけど、こうして案内が届くと“いよいよ年金生活に突入”という実感が湧いてきます。
事前に知っていた通り、62歳から65歳までに受け取れる「特別支給の老齢厚生年金」は、請求を遅らせても受給額に変わりはありません。
選択で迷うのは、あくまで65歳から支給される年金です。
こちらは繰り上げでもらうことはできますが、こちらは減額されるので私はパス。
人によって62歳からもらう人、70歳からもらう人など考え方は様々でしょうが、私はこちらも65歳からいただくつもり。
理由はただ一つ。年金制度がこれからも現状レベルを維持できるかどうかが不透明だから。
貰えるうちに貰っておく方が良いだろうと思っています。
面倒くさそうなのは添付書類。
戸籍抄本や住民票、所得照明などが必要だそうです。
会社からもらう企業年金もいろいろと書類を書かされましたが、配偶者の証明書類とか所得照明などは不要でした。
年金の通知がこうして届くってことは、行政サイドで家族構成やその所得なども把握しているはずなのになんと面倒くさいことか。
年金受取額は予め会社で試算したものをもらっていたので、改めてネットで確認はしませんでした。
そもそも会社で試算表をもらった時点で、その金額の少なさに唖然としました。
所得代替率(賞与を含んだ現役時代の所得に対して、どれだけ年金をもらえるか)は、6割強と新聞や雑誌には書いてあったけど、私の場合は僅か16%。
所得再配分の考え方で、現役時代の年収が高いほど所得代替率は低いとは聞いていたけど、全国平均が60%に対して私の場合は16%というのはあまりに低すぎ。
それが、今後さらに物価上昇率未満の年金増しかない訳だし、年金に対する課税も更に強化される可能性も高い訳だから、それなり年収があった人は年金収入の少なさを覚悟しておいた方が良い。
所得代替率50%を目指すという政府方針の報道を軽く聞いていて、いざ年金をもらってこんなはずじゃあなかったと思わない様にしなければなりません。
と、お金のことばかり書いていると自分自身が卑しく思えてきます。
フィナンシャルプランナーなんかがしたり顔で「老後破産を避けるためにはできるだけ長く働いた方が良い」と言っていますが、これも人生の評価軸をお金にした時の話。
高齢になっても働き続ければ確かに「収入の貧困」は避けられるかもしれませんが、自分の趣味や社会貢献活動、家族と過ごす団欒、親の介護をする時間が少なくなって「時間の貧困」となってしまいます。
自分の生甲斐が見いだせる再就職、定年延長なら良いと思うけど、それほどお金に困っていなければ多少の収入の為に歳をとって迄働くことはやめた方が良いというのが私の考えです。
今日の午後は恒例の買い出し。
かみさんと娘、そして愛犬達を連れて激安スーパーに出掛けました。
往きの途中で、コンビニに寄って娘が懸賞で当てた権利を使って、ソフトクリーム二つと清涼飲料水10本をゲット。
金額換算すると1500円強。
帰り道では、同じく懸賞で当たった権利でコーヒーをゲットしてクルマの中でいただきました。
僅かな金額ですが、そんなことより娘が懸賞に当たった自慢話を聞きながら、身体の一部を寄せてくる愛犬達の温もりを感じながらのドライブが楽しい。
お金はなくても他に楽しめることなんて山ほどあります。
もし、収入も貯蓄も少なければ、それに見合った生活をすれば良いだけの話。
そもそもお金の心配をすればキリがない。
私が借りている駐車場の78歳になるオーナーさんの月収は最低でも100万以上。
それでも高級老人ホームに入るためにもっとお金が必要だとか心配したり、クルマだって普通の国産車。
何のためにそんなお金にこだわるのか、あまりお金のない私には理解不能です。
お金のことなんかあまり考えたくない私は、さっさと年金請求手続きを済ませようと思っていたけど、受付は62歳の誕生日の前日からだそう。
それまでは面倒な書類集めと面倒な書類作成が頭から離れてくれないのでしょうか。
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