改めて「アンダーコントロール」という安部の言葉が腹ただしい

  • 2019.04.17 Wednesday
  • 18:23

「アンダーコントロール」と大ウソをついて東京オリンピック誘致に成功した安部。

 

福島原発ではいまだに処理が進んでおらず、爆発当時そしてそれ以降も漏れ続ける放射能汚染は深刻です。

 

原子力に関しては日本よりはるかにノウハウのあるロシアでもチェルノブイリ原発事故はいまだに収束しておらず、汚染地域は立ち入り禁止のまま。

 

日本では福島のみならず東北、関東を中心に放射線管理区域以上の汚染が続いています。

<日刊ゲンダイ>

53052616_2018708545101060_1008135202121187328_n.jpg

 

そんな中で安部はなんとこの時期に何を思ったのか福島原発の中に入って写真を撮っています。

<NHK NEWS web>

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190414/6050005115.html

 

オリンピック誘致で大ウソをついた手前、開催を来年に控えてウソを隠すためにパフォーマンスを打ったんでしょう。

 

ところが、その写真が合成写真だとの観測があります。

<阿修羅>

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/649.html

 

真偽のほどは分かりませんが、パフォーマンスが大好きな安部のやることだから本当のことかもしれません。

 

そもそも事故前から福島原発の危険性が問われていたにも拘らず、官房副長官時代、そして第一次政権時代に「全く問題ない」と語っていたのは安部本人。

 

ただでさえ頭の悪い安部が、原発の安全性や放射能の危険性についての知識なんてあろうはずがありません。

 

第二次政権以降に民主主義も経済も無茶苦茶にした安部は、3.11事故にも深くかかわっていた重罪人です。

 

 

3.11後に、漫画「美味しんぼ」で福島に行ったら鼻血が出たというシーンを描いて問題になった雁屋哲氏。

 

その彼がブログで鼻血が出たり体調不良者が出たのは本当のことであり、安部政権から猛烈な嫌がらせを受けたと書いています。

<雁屋哲氏のブログ>

http://kariyatetsu.com/blog/2279.php?fbclid=IwAR103X3Mww_HUiSffH9HhoXkP96XArLjWtR9G3jHTwQyNTYIRvCfciuWjzQ

 

最後の職場の財団法人で一緒に仕事をさせてもらった旧帝大の工学系および医学系教授から原発、放射能に関して知識を得ていた私には彼の言うことは本当だと思えます。

 

私自身も、関東方面への出張は極力控え、東北・北関東の食べ物は買わないようにしてきました。

 

それを風評被害だという人の中に福島県出身の私の友人もいて気持ちは分かりますが、やはりそれを風評被害だとして片づけてはならないと思います。

 

被害は決して風評ではなく実害です。

 

東大医学部の児玉教授のように、福島に毎週出かけて除染、そして農作物の放射能測定に尽力されているような人ならともかく、なんの根拠もなく安全だ、風評被害だというのは間違っていると思います。

 

農家や漁民に損害がでているなら東電と政府が保障すべきであって、一般国民が食べて応援なんてしてはならないと思います。

 

 

放射能による健康被害はあくまで「確率的」。

 

それも数パーセントの人に健康被害が増えるという程度の確率です。

 

だから「首都圏が阿鼻叫喚の地獄になんかなっていないじゃないか」という人がいるけど、それは当然のこと。

 

だけど、確実に健康被害が増えているのも事実なんです。

 

福島では甲状腺がんにかかった子供の数がすでに200人を超えたそうです。

 

このことからしても、その他のがんや心筋梗塞などの実害が相当数あることは間違いありません。

 

ただ、それが現実にはなかなか分かりにくい確率で増えているだけ。

 

 

そんな現実を総理大臣が隠して原発の前で写真を撮るというパフォーマンスをする恐ろしい国になってしまった日本。

 

すでに放射能汚染は道路網や汚染土の拡散で日本中に広がってしまって日本にはどこも安全なところなんかなくなってしまったとも言われます。

 

そんな日本だけど、今後同様の事故を防ぐことはできます。

 

そのためにも、自民党、公明党に議席を与えてはなりません。

 

 

・・・・・・・・・・・・・
良かったら↓のアイコンをポチっとお願いします。
コメントも大歓迎です。是非コミュニケーションしましょう。
にほんブログ村 犬ブログへ

急性白血病と福島原発事故との関係は…

  • 2019.02.14 Thursday
  • 18:25

今日はとんでもなく寒かったですね。

 

それでもお昼は郵便局に行って、ランチをし、そして家に帰ってから愛犬達をお散歩に連れて行きました。

 

郵便局での用事は、キャッシュカードの暗証番号が分からなくなったから。

 

昨年夏前から郵便局から凄まじい攻勢があって、それに根負けして公的年金受取口座を郵貯にしたのだけど、実はそれまで郵貯の管理はかみさんに任せっぱなし。

 

なので自分でも郵貯が使えるようにと、クレジットカードは私が管理することにしたんです。

 

ところが先日郵便局に行ってクレジットカードをATMに入れてかみさんから聞いていた暗証番号を入力したのですが、なんどやってもエラー。

 

かみさんに言うと、暗証番号が違っていたかもしれないと言うので、昨日コンビニでその暗証番号を入力してみたけどそれもエラー。

 

なので、郵便局に出掛けて暗証番号を再設定してもらいに行きました。

 

すると第二候補の暗証番号は正しかったのだけど、第一候補の番号を何度か入力したのでロックが掛かってしまっていたようです。

 

窓口でロック解除の手続きをしてもらってようやく問題解決。

 

こんなことで無駄な時間を使ってしまいました。

 

 

その後は近くの中華料理店でランチ。

 

先日の血液検査結果が良かったのに気を良くして、五目ラーメンと炒飯という「炭水化物の二重食い」をしてしまいました。

 

でも、ラーメンと炒飯って合うんですよね。

 

 

家にいったん帰ってから、欲求不満気味の愛犬達を連れてお散歩へ。

 

ところが風が強くて愛犬達も寒がっている様子。

 

500m程歩くと愛犬達はもう家に帰りたがります。

 

炭水化物の二重食いをした私はもう少し歩きたかったけど、家に向けて私を引っ張る愛犬達を無理に連れて行くわけには行きません。

 

今日の万歩計は僅か3500歩強でした。

 

 

ところでテレビをつけるとどこも池江璃花子さんのことばかり。

 

羽鳥慎一モーニングショーのそもそも総研では白血病の特集までしていました。

 

それを見ていて思い出すのが福島原発事故のこと。

 

放射能による健康影響は「確率的影響」だから、池江さんの発症の原因は放射能のせいだとは断定はできないのだけど、やはり放射能汚染のことが気がかりになります。

 

キーコさんのブログ「みんな楽しくハッピーがいい」では、ずっと放射能汚染のことを記事にされています。

 

副題として「2011年3月11日。この日から私は変わりました。」と書かれているこのブログは、数年前まで私もよく読ませていただいていました。

<みんな楽しくハッピーがいい>

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4254.html

 

その記事の中に、原発事故後に急性白血病が急増しているとの記事があります。

 

↓はその記事の中にあるグラフと表です(引用は自由と書かれています)

 

 

これによると、2010年度の急性白血病の発症数は震災前の1.5倍。

 

放射能汚染が酷かった東北、北関東では、この値が更に増えていることは十分考えられます。

 

原発の爆発(水素爆発だけでなく核爆発とも言われている)は、福島だけではなく、関東にも大量の放射能がまき散らされました。

 

千葉の柏市でも避難レベルの放射能が検出されました。

 

 

放射能による癌発症は、細胞分裂が盛んな若い人により多く現れると言われています。

 

それらを考えると、池江さんの白血病発症も原発事故とは無関係とは言い切れません。

 

私の耳下腺腫瘍(幸い良性でしたが)ができた原因も、放射能汚染された当時の東京に何度も出張していたからだと思っています。

 

 

安倍は五輪誘致のスピーチでなんの根拠もなく原発事故を「under control」と言い放ちました。

 

放射能と癌との因果関係が分かりにくい「確率的影響」であることを良いことに、そんなことをぬけぬけと言いました。

 

 

たまたま出向先の財団法人で旧帝大の工学系教授や医学部教授の方達といろんなお話を聞かせていただいた私は、「放射能が安全」だという原子力村のプロパガンダは絶対に信用できません。

 

学術的見識のある人達の中で放射能は安全だと言うのは国から研究費をもらっている御用学者だと言っても良いと思います。

 

 

安倍は官房副長官の時代に、福島原発の津波に対する脆弱性を野党から指摘されても「大丈夫だ」との一点張りでした。

 

先日の国会で元民主党の岡田氏から原発事故の責任について言及されてもはぐらかしの答弁しかしていませんでした。

 

 

今の苦しい庶民の生活のみならず、いまだに原発事故の影響を受けている人が大勢いることを考えると、本当に腹立たしい。

 

我々国民はいつまでこんな男を信任し続けるつもりなのでしょうか。

 

・・・・・・・・・・・・・
良かったら↓のアイコンをポチっとお願いします。
コメントも大歓迎です。是非コミュニケーションしましょう。
にほんブログ村 犬ブログへ

また地震。日本は危険な原発を即刻廃炉すべき

  • 2018.06.18 Monday
  • 19:36

今朝の地震には肝を冷やしました。

 

当地でもグラグラと揺れました。

 

私はすぐに地震だと分かったのですが、鈍感なかみさんはしばらくは分からず。

 

この前の地震でも私はすぐに分かったのに、かみさんは「床を歩いて揺れたのよ」と地震速報が出るまで私の言うことを信じませんでした。

 

私は、この揺れ具合はどこかで大地震が起こったのだろうとすぐに思ったのですが、案の定、大阪でM6規模の大地震。

 

原発事故が頭をよぎりました。

 

これほど地震が頻発しているのに再稼働を進める安倍政権の神経が私には信じられません。

 

これまでに推進派の人達の言う「原発の方が安い」「エネルギー自給の点で必須」「Co2を出さない」「放射能は安全」との言い分は、見識者にことごとく明らかな間違いやウソであることが暴かれているのに、いまだに崩れ去った理屈を元に原発を推進している神経はまともな人間のものではありません。

 

推進派は全て利権が目的。

 

まあ、中には学生時代から原子核工学一筋で社会に出てからもそれがライフワークだという人の場合は、必ずしも利権だけではないだろうけど、そんな人も大きな間違いを認められず、人生の修正ができない可哀想な人です。

 

 

私はたまたま現役時代にエネルギー関連の新規事業企画をやっていて、また趣味の範囲だけど量子力学に興味があってそれなりに知識があったので3.11前から原発による放射性物質の恐ろしい程の危険性についても知っていたし、3.11以降は仕事上でお付き合いができた医学部や熱力学の教授などに知見を得て文系なりに勉強したけど、どう考えても原発は地震大国の日本ではやってはならないものだと思いました。

 

私が意見を聞いた大学教授の中で、原発は進めた方が良い、放射能は低線量なら安全だと言う人は皆無です。

 

ただ、国や電力会社等の原子力村からの科研費や寄付がなければ研究室の維持ができないのが大学教授。

 

65で定年退職し、私大で70過ぎまで教授を務めた後も、後輩のことを考えるとなかなか本音の発言が出来ない様です。

 

 

だから我々はたとえ相手が有名大学の教授であっても、必ずしも本当のことを言っていると思わない方が良い。

 

それよりも、まったく利権とは無縁の見識者の意見に耳を傾けるべきです。

 

例えば↓の様な人の意見は真摯に聞き入れた方が良いと思います。

 

<広瀬隆氏講演会動画>

http://youtu.be/f4BcEAljGKo

 

 

ところで昨日はジャーキーで釣ってカンタンに目薬が点せたサンちゃんですが、流石に4-5歳児程度の知能があると言われるワンコ。

 

手に点眼薬を持っているとジャーキーを見せても逃げ回ります。

 

だから1回で3種類の点眼(それも5分以上の間隔を置いて)は大変。

 

それだけですっかり疲れてしまいます。

 

 

それでも点眼薬が効いたのか、サンちゃんの目はいつもの輝きを取り戻してきました。

 

まだ1歳と若いためもあるのでしょう。

 

すっかり元気になって、暑い中ですがお散歩に出ると元気に歩いてくれました。

 

 

夕方は恒例の買い出し。

 

かみさんは激安スーパーに行こうと言いますが、私はメガドンキに行くことを主張。

 

娘もメガドンキに行くことに賛成してくれたので無事私の主張が通りました。。

 

メガドンキにはもちろんワンコは連れて行けませんが、私の目的はワンコ用品。

 

サンちゃんの目が傷ついたのはひょっとして夜はいつも私の足元で寝ているサンちゃんを私が蹴とばしたのかもしれないと思った私の目的はワンコ用のベッド。

 

それとワンコ用の歯磨きガムを買いました。

 

 

お買い物に出ると私の行く場所はこうしてペット用品売り場ばかり。

 

完全な親バカです。

 

地震で原発事故が起きて、ワンコと一緒に避難場所に入れなくて困る…なんてことにはならない様に祈りたい。

 

・・・・・・・・・・・・・
良かったら↓のアイコンをポチっとお願いします。
コメントも大歓迎です。是非コミュニケーションしましょう。
にほんブログ村 犬ブログ MIX小型犬へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

肺癌を恐れて喫煙を禁止するくらいなら原発廃止が先

  • 2017.05.19 Friday
  • 01:11

近年、煙草を嫌う人が増えてきました。

 

街中では吸えるところがどんどんなくなってきます。

 

さらに厚労省は、飲食店でも全面禁煙にしろと言っています。

 

私の様な喫煙者にとってはとっても住みにくい世の中になってきました。

 

 

ところで、5-6年前に某旧帝大医学部の腫瘍学の権威と言われる教授と会食をしたことがあります。

 

今やがん治療はDNAレベルになっているそうです。

 

外科的治療や放射線、抗癌剤には、それぞれなかなか越えられない限界があって、これ以上治癒率を大きく上げるためには遺伝子レベルでの治療が必要だそうです。

 

手術すれば、全身に微細な癌細胞が飛び散って、免疫機能が弱った身体の中で増殖してしまうケースが多いそうだし、抗癌剤は人のDNAが全て異なっているのと同様、癌細胞も人によって異なっているためにそれに薬がなかなかピタッと当てはまらないとのこと。

 

血液癌には抗癌剤が有効なことが多いけど、固形癌にはなかなか効かないのはその為だそうです。

 

 

そうした中で、癌化した細胞を自死させるP53という遺伝子部分を活かす研究や、個人単位で抗癌剤を作成するオーダーメード治療などが有効視されているとのこと。

 

そんな話の中で、喫煙と肺癌の関係についても聞かせていただきました。

 

これは元々の個人が持っている遺伝子と密接な関係があって、喫煙しても全く肺癌にならない人、喫煙しなくても肺癌になるひとがいるそうです。

 

特に、西洋人は喫煙によって肺癌になる遺伝子を持った人が多く、日本人は相対的に少ないそうです。

 

それを聞いて、

 

「多分私の遺伝子型は喫煙しても肺癌にならないタイプですね」

 

と言うと、その教授は苦笑いしていました。

 

 

ところでアーネスト・スタングラス博士の研究によれば、やはり喫煙率と肺癌の死亡率には全く相関関係がないそうです。

 

↓は博士の論文から引用したもの。

 

そのサイトはこちらからご覧いただけます。

 

http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/

 

 

そして肺癌の発生率は、むしろ大気中の放射性物質の量と完全に比例していると言います。

 

お時間があれば、上記のサイトをじっくりとお読みいただければ良いと思いますが、確かにグラフを見ると一目瞭然です。

 

 

まあ、愛煙家の私の我田引水かもしれませんが、エキセントリックに嫌煙権を主張する人には是非このことを知らしめたい。

 

 

そもそも社会への悪影響という意味では、喫煙より飲酒の方が余程害が多いのは間違いのないところ。

 

飲酒運転による事故で数千人の命が奪われているし、のん兵衛の旦那さんに家庭内暴力を振るわれている女性も多いし、飲み屋街で暴力バーにお金を巻き上げられたり、お酒に酔った勢いでという言い訳で浮気をしたり、酔っぱらって喧嘩になって殴り殺されたりと数え上げるときりが無い。

 

特に、飲酒運転で人を殺した奴なんかは、未必の故意による殺人罪を適用してもおかしくありません。

 

さらには下流老人になった人の何割かは、飲み代に使ってしまって老後資金を貯められなかったという人も多いはず。

 

 

だからと言って禁酒令をとは言いませんが、飲食店で全面禁煙にするなんて言う恐ろしいことはやめて欲しい。

 

飲酒も喫煙もルールを守ってやるのであれば、目くじらを立てて禁止することはないはずです。

 

 

むしろ、通常運転でも放射性物質を環境に放出し続け、ひとたび過酷事故が起きれば人類が全滅するかもしれない原発は是非やめて欲しい。

 

既に先進国ではコストが合わないことがはっきりしている原発は、すでに斜陽産業。

 

東芝があんな状況になっているのも、斜陽産業の原発産業に首を突っ込み過ぎたからです。

 

東芝は米国にまんまと騙されてウエスティングハウスを買わされて酷いことになってしまいました。

 

そんな経済性も安全性もない原発をインドや中国、ベトナム等に輸出して外貨を稼ごうと言う安倍政権の考えは、どう考えてもおかしい。

 

 

と最後には結局、安倍さんに対する批判になってしまいました。

 

まあ、それほどこの男は無茶苦茶な政策ばかりやっているということなんでしょう。

 

安倍さんへの批判は置いておいたとしても、どちらにしても核兵器廃絶の為にも、原子力はやめるべきだと思います。

 

福井の原発が再稼働する様ですが、これが過酷事故を起こしたら本当に日本は全滅してしまいます。

 

北朝鮮の核ミサイルをここまで恐れるなら、それと原理が同じ原発だって恐れなければならないはずです。

 

・・・・・・・・・・・・・
良かったら↓のアイコンをポチっとお願いします。
コメントも大歓迎です。是非コミュニケーションしましょう。
にほんブログ村 犬ブログ MIX小型犬へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

「最初から金目」の福井県

  • 2016.12.22 Thursday
  • 00:18

福島第1原発事故後に福島県が設置した県民健康調査検討委員会の委員で、子供の甲状腺検査を評価する部会の清水一雄部会長が、「甲状腺がんの発生は放射線の影響とは考えられない」とした部会の見解に反発して辞表提出したのは先々月の10月のことでした。

 

「福島原発事故と甲状腺がんの関係は証明できない。過剰診療の為に多く見つかった可能性がある」

 

などととんでもないロジックを展開する原子力村とは、いくらなんでも付き合い切れないと言う思いだったのでしょう。

 

彼には医師としての矜持、人間としての良心が残っていたということです。

 

 

他方で、心臓系の病死が急増していることに対して「震災によるストレスで亡くなる人が多かったため」というトンでも論文を書いた東北大の教授もいましたっけ。

 

学部は違うけども私の母校の教授がそんな発言をするなんてとても恥ずかしい。

 

 

日本の人口が2011年を境に急減しているのは、その年が人口ピークだったから という説には到底同意できません。

 

低線量放射線による健康被害は、確率的影響なのでなかなか実生活では実感できないのですが、原発ではもちろんのこと、病院などでも細心の注意を払っている放射線が、あれだけ大量にまき散らされて身体になんの影響もないことなんてありえません。

 

たまたま出向先の財団で工学系の教授達と一緒に仕事をする機会があった私は、彼ら全員が「とんでもない恐ろしいことだ」と言っていたのが忘れられません。

 

 

こんなことを言うのは、「放射脳」だとさげすむ人もいます。

 

経済評論家の三橋氏は「原発の危機を煽るのは恐怖プロパガンダ」などと言って、彼の係数処理能力の低さと地頭の悪さをわざわざ白日の下にさらけ出しました。

 

政府やマスコミに対して媚びを売っているのでしょう。

 

そういう輩によって、あれほど日本中が恐怖で震撼した原発の恐ろしさが薄められようとしています。

 

 

高速増殖炉もんじゅの廃炉が決まったことに対して敦賀市長が大変遺憾なことだと言ったそうです。

 

廃炉するなら使用済み核燃料などの放射性廃棄物は福井県外に持って行って欲しいとも言っているそうです。

 

アホの石原伸晃が反対派の人々に「所詮は金目」と暴言を吐きましたが、彼の言葉を借りれば推進派は「最初から金目」だったことをこれも白日の下にさらけ出しました。

 

そして、松野文科相がもんじゅ廃炉の責任を取って大臣賞与と給与を返還するとのニュース。

 

金額を聞いて呆れました。その金額はなんと66万円だそうです。

 

 

原子やそれ以上小さい粒子、粒子以外のダークマターなどを研究するのは科学者としてはやりがいのある研究分野でしょうし、遠い未来を考えればやっておくべきかもしれません。

 

でも、福島原発事故で明らかになった様に放射性物質のコントロールは現在の人間の手には負えるものではありません。

 

政府は引き続き高速増殖炉の研究開発を続けると言っていますが、せめて実験室内での実験炉程度に留めておくべきです。

 

また実証炉でもんじゅのような事故が起きれば、今度こそ日本どころか世界が全滅するかもしれません。

 

「最初から金目」の輩たちに利権を与える様な目的でやって欲しくはありません。

 

 

金目で原発を県内に呼び込んだ福井県民には、それでいいのかと大いに考えて欲しいものだと思います。

 

・・・・・・・・・・・・・
良かったら↓のアイコンをポチっとお願いします。
コメントも大歓迎です。是非コミュニケーションしましょう。
にほんブログ村 犬ブログ MIX小型犬へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

国民すべてが原発、核武装について考える時

  • 2016.12.06 Tuesday
  • 09:58

我が家の愛犬は今朝もお散歩に出ると直ぐに大きなウンチ。

 

一日に2回から3回も固くてきれいで大きいウンチをするようになりました。

 

2カ月前には下痢をしたり便秘だったりと大変だったのですが、獣医師の勧めで食事を手作りの鶏の水煮からフードに変えてからは順調そのもの。

 

安物の国産のフードはなかなか食べてくれなかったのですが、英国製のものと国産のものを半々に混ぜると食いつきもよくて美味しそうに食べてくれます。

 

愛犬の散歩は、かみさんと私がそれぞれ連れていくのですが、家に帰るとお互いに

 

「ウンチした?」

 

「うん。凄く大きくて健康そうなウンチが出たよ」

 

という会話をするのが習慣になってしまいました。

 

 

それほど動物にとっては食べ物というものが大事だということなのでしょう。

 

 

 

ところで、多くの人々の記憶から消えそうになっている福島原発事故による健康被害。

 

放射線が身体を外部から直撃する外部被曝よりも、経口吸入や食事からとる内部被曝の方がはるかに危険でおそろしいということは広く国民にしられることになりました。

 

それでも政府やマスメディアは街頭の放射線量だけを問題にして、大分低下したから大丈夫だとか言って、内部被曝の怖さには口を閉ざしたまま。

 

原発そのものに関してもマスメディアでは取り上げることがめっきりと少なくなり、時々地震が起きた際に「○○電力によりますと今のところ原発には異常が認められませんとのことです」という話が出てくる程度。

 

現役時代に新規事業としてエネルギー事業などを検討していて放射能の怖さについてある程度知識があった私は、事故当時原発の動向を固唾を飲んで見守っていましたが、今ではやはりどこか記憶の片隅に追いやられてそうになっています。

 

そんな中で、私が時々チェックしている、東大工学部を出て東京電力に入社したものの原発の危険性に気が付き退職し、その後熊本大学医学部に進んで開業している小野氏のブログ。

 

彼の最近のブログには、原子力村の輩たちがこれほど多くの小児甲状腺癌が発症している中にあっても原発の影響とは考えられないとうそぶいている様子や、反原発を掲げて鹿児島県知事に当選した三反園(ミタゾノ)氏の変貌について書かれていました。

 

http://onodekita.sblo.jp/article/177936107.html

 

つい先日も、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に強硬に反対していた新潟県泉田知事が再選を回避する(させられる)など、やはりこの国には原発を進めなければならない大きな力が働いているものとしか思えません。

 

福井県にある高速増殖炉もんじゅも多額の費用を掛けながら全く実用化ができずに事故ばかり起こしていて、ようやく廃炉に向けての動きが出てきたものの、他方で高速増殖炉の研究は続けるという方向性も出てきています。

 

この高速増殖炉は確かに一面ではプルトニュウムを拡大再生して無限にエネルギーを生み出すという、資源のない我が国にとっては夢のような技術ではありますが、他方では核爆弾に使用可能な純度90%のプルトニュウムを生産するという側面もあります(通常の原子炉は60%程度)。

 

これさえあれば核爆弾を作るのは非常に簡単だそうで、ネットにも核爆弾の製造方法が掲載されている位です。

 

そして人工衛星技術も、大陸間弾道ミサイル技術と表裏一体の関係。

 

 

つまり自前で純度の高いプルトニュウムを作れればあっと言う間に核弾頭を積んだミサイルが製造できるということです。

 

 

 

安倍さんや稲田氏をはじめとする多くの閣僚が所属している日本会議では、核武装すべしと言う考え方です。

 

元ニュースキャスターで旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の悲惨さを紹介していた櫻井よしこ氏も、全国のあちこちで数万円の入場料を取って核武装論を含む右翼思想を広める講演会を開いています。

 

 

こうした核武装論は表に出ることなく、一部の右翼的発想を持った人達の間で密かに検討され、そして政権のトップである安倍さんや防衛大臣の稲田氏も核武装に明言を避けながらも、核武装を前提とした原発再稼働を推し進めています。

 

 

私自身も核武装については検討すべきだと思っています。

 

先の大戦の戦勝国である連合軍だけが核武装は許されて、北朝鮮やイラン、インドの核武装はけしからんと非難されるのはおかしいとも思います。

 

もちろん人類を滅亡させることができる恐ろしい核兵器は全廃すべきですが、本質的には侵略国家である米国や英国をはじめとする白人の連合国や北朝鮮が実際に核を保有して日本にも標準を合わされているのですから、現実的にはなんらかの対応が必要となってきているのも事実。

 

 

ただ、私は一部の核武装も辞さない危険な右翼思想を持った人たちが、仮面をかぶったままで政権についていることが気に入りません。

 

常にどこかの国を敵国として見做しているそうした人間達はそもそも危険だし、核の平和利用という欺瞞で核武装の目的をひた隠し、そして原発事故で多くの人が被曝し、放射能を避けて避難生活を余儀なくされているのには納得できないのです。

 

 

小池都知事は、情報公開に力を入れています。

 

個人的には風見鶏でパフォーマーの小池氏が好きではなかった私ですが、こうした点では大いに頼もしい。

 

旧来の政治家たちの「寄らしむべし、知らしむべし」という上から目線はもう時代遅れです。

 

 

北朝鮮や中国の脅威が迫っている現状では、「核武装」について一部の右翼思想に凝り固まった政治家達だけの議論に留めるのではなく、広く我々一般国民も入った議論とすべきです。

 

その結論が、「核武装断固反対」であっても「核武装すべし」ということになっても、それが民意なのですから。

 

そんな民意もなしに、放射能汚染で健康を害されたり、とんでもない額の税金を投入されるのはごめんです。

 

・・・・・・・・・・・・・
良かったら↓のアイコンをポチっとお願いします。
コメントも大歓迎です。是非コミュニケーションしましょう。
にほんブログ村 犬ブログ MIX小型犬へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

日本を全滅から救った泉田知事

  • 2016.09.01 Thursday
  • 23:21

反原発の旗手である新潟県の泉田知事が4戦出馬を取りやめた件はネット上で大いに波紋を呼んでいます。

 

テレビやネットのメジャーサイトではそれほど大きく取り上げられていませんが、私が今日一番のブログ記事で取り上げた様に、原発政策に疑問を持つ人達には大変な驚きのニュースです。

 

 

全国最年少の42歳で新潟県知事に当選した彼は、就任前日に中越地震を体験しました。

 

東京電力管内ではない新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発でも無傷では済まず、東電のメンバーはドアの開閉ができなくなった本館の対策室から屋外に場所を移して会議をしたと言います。

 

そんな経験をした彼は、東京電力に需要免振棟の設置を強く要請しました。

 

結果、東京電力は3.11の8カ月前に重要免振棟を完成しました。

 

もし、これがなければ英雄視されている東電吉田所長も指揮を取ること等できず、社員は全員福島原発から退避せざるを得ず、対策を打てずに東日本全体が高度放射能汚染によって誰も住めなくなっていたはずです。

 

炉心溶融を免れた福島第二原発だってコントロールが効かなくなって、第一原発同様の事故になっていたでしょう。

 

そうなれば、日本は全滅でした。否、世界中が全滅したかもしれません。

 

つまり、日本を全滅から救ったのは泉田知事だった訳です。

 

 

彼は、柏崎刈羽原発の再稼働には強固に反対し、世界中から注目を浴びました。

 

なにしろ、自民・公明の後押しを受けて知事に当選した彼が、政権の意向に反して原発再稼働反対を唱えたのですから、これは大変な驚きです。

 

そして彼は有楽町の外国人記者クラブで↓の様な記者会見を行っています。

 

 

<関連発言抄>

「緊急連絡を確保する必要があると判ったことから、地震が来てもちゃんとドアが開くよ­うな免震重要棟の建設を当時求めました。これはむろん規制基準にはないものですが、(­事故当時)連絡がとれなかったことから、経験則上、必要と言うことで、要請したもので­す。結果としてつくってもらうことになりました。携帯電話があれば十分なのではないか­という話もありましたが、これを○○につくってもらうことによる安全確保を優先しまし­た。同じ東京電力の原子力発電で、○○にだけあって、福島にないのはおかしい……とい­うことになって福島にも免震重要棟をつくることになって完成したのが東日本大震災の発­生の8ヶ月前です。」
「もし、あのとき、新潟県が免震重要棟の建設を求めなければ、当然、福島にも免震重要­棟がなかったですし、結果として、東京にいま人がすめていたかは疑わしい」

 

<動画>

 

 

彼は、別の機会に「私は絶対に自殺することなんてありません」とも言い、暗に「私が死んだら、それは誰かに殺されたということだ」とほのめかしました。

 

そんな彼が直前まで4選に出ると言っていたのに突然取りやめたのには、報道されている以外の事情があるとしか思えません。

 

 

 

福島原発事故以降、全国の原発が稼働を順次停止した時に、政治家や政府、電力会社、さらにマスメディアまでもが、

 

「電力が足りない」

 

「電気料金が大幅に上がる」

 

「エネルギーセキュリテイー上、大問題だ」

 

「突然の停電に陥る可能性がある」

 

「縄文時代に戻ってしまう」

 

とウソを並べ立てましたが、全原発が停止して電力ピークの夏を迎えても、何事も起こりませんでした。

 

それどころか東電の元社員で現在開業医をしている人や、大学教授の一部までもが、実は原子力発電が一番コストが高いことを暴きました。

 

エネルギーセキュリテイーにおいても、核燃料は輸入に頼っていることも明らかになり、完全に原発神話は崩壊。

 

原発立地県の人や若者を中心に再稼働反対デモもあちこちで起こりました。

 

国会前でも連日デモが起こりました。

 

それでも、消費税で大嘘をついた当時の野田首相は「大きな音だね」と知らぬ顔。

 

安倍政権になって以降は、再稼働がドンドン進められていることは皆さんご承知の通りです。

 

 

我々の生活に必要不可欠ではないことが既に白日の下にさらされた原発の維持に何故政府はこだわるのか。

 

ネット上ではいろんな観測がされ、従来は陰謀論として片付けられるような説も今の状況を見れば、決して陰謀論ではないとも思われます。

 

そしてそんな陰謀論を置いておいたとして一番、明白で分かりやすいのが、原子力村の利権です。

 

東芝、日立、三菱、富士通、NECを始めとする原発関連メーカー、そして法人格のない電事連から上手いこと献金を受け取っていると疑われる政治家、官僚の利権の為に原発が必要だからです。

 

泉田知事、そして古賀正明氏が、いずれも原子力を管轄していた経産省のOBであることはとても興味深い。

 

 

名も無い市民が声をあげてもなかなか変わらない日本の政治において、彼らの果たす役割は大きい。

 

泉田氏には知事退任後も、是非国政に打って出て頑張ってほしいと思います。

 

・・・・・・・・・・・・・
良かったら↓のアイコンをポチっとお願いします。
コメントも大歓迎です。是非コミュニケーションしましょう。
にほんブログ村 犬ブログ MIX小型犬へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

300年続く企業も10万年続く国家もない

  • 2016.09.01 Thursday
  • 10:40

先月末、原子力規制委員会が放射性廃棄物の処分方法について基本方針を決定したそうです。

 

「原子炉の制御棒など放射能レベルが比較的高い廃棄物(L1)の処分の基本方針を決定した。地震や火山の影響を受けにくい場所で70メートルより深い地中に埋め、電力会社に300〜400年間管理させる。その後は国が引きつぎ、10万年間、掘削を制限する」

 

こんな無責任な基本方針が一体許されるんでしょうか。

 

会社の寿命は30年と言われます。

 

市場の変化、技術革新、競合出現などによって、企業は新規参入し、退場します。

 

テレビの旅番組なんかで紹介される老舗といわれるお店もせいぜい100年〜200年です。

 

なかには300年、400年と言う老舗もありますが、余程のことが無ければ企業は新陳代謝を繰り返します。

 

 

国家だって10万年もったためしなど一度もありません。

 

3000年の歴史と言われる中国だって、中国共産党が政権を握ったのが1949年。わずか、70年ほど前です。

 

10万年前と言えば、ようやくホモサピエンスが誕生して石器時代に入った頃。

 

そんな気が遠くなるような先まで国家が続くわけがありません。

 

 

さらに、いまだに冷え切っていない地球ではマグマが蠢いており、マグマが生み出すプレートは年々活動していて、10万年の間には必ず地殻変動が起きているはずです。

 

地震や火山の影響どころではありません。

 

 

 

汚染度が高い放射性物質が危険性が無くなるまでに要する期間が10万年ということから計算したのでしょうが、こんな発表をする原子力規制委員会のメンバーの気がしれません。

 

 

このブログでも時々記事にしていますが、放射能のことを勉強すればするほどその恐ろしさが分かります。

 

原子力村の連中やそこから利益を得ている連中は、放射能のことを心配し声を上げる人を「放射脳」と呼びます。

 

福島の多くの子供たちが甲状腺がんを発症しても、過剰診断のためと強弁を張ります。

 

内部被曝によって国民に癌や心臓病、内分泌疾患が増えても、証拠がないのでしらを切ります。

 

低線量被曝の健康被害は「確率的影響」なので、放射能の影響との決定的証拠がないのを良いことにしらを切られて、我々国民も正常化バイアスが働いて「そんなの大丈夫」と思い込んでしまいます。

 

 

起こってしまった事故、まき散らされてしまった放射能はある意味仕方がありません。

 

我々は汚染された世界で生きていくしかありません。

 

多少汚染された食料を食べていくしかありません。

 

 

でも、二度と事故は起こしてはなりません。

 

・・・・・・・・・・・・・
良かったら↓のアイコンをポチっとお願いします。
コメントも大歓迎です。是非コミュニケーションしましょう。
にほんブログ村 犬ブログ MIX小型犬へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

新潟県泉田知事が4選出馬を撤回、その裏は・・・

  • 2016.09.01 Thursday
  • 00:48

新潟柏崎刈羽原発の再稼働に強硬に反対していた、新潟県知事泉田氏が4選出馬の意向を示していたが、この度撤回したそうです。

 

報道によれば、彼の政治手法に対して他の首長から不満が上がっていたことや、県が出資する事業の失敗が背景にあるとのことですが、真相は他にありそうです。

 

なにしろ、経産省OBという経歴を持ちながらも、安倍さんが推し進める原発再稼働に対して、理路整然と反論して来たのですからあちこちから彼を引きずり降ろそうという力が掛かっていたのは想像に難くありません。

 

彼のツイッターや記者会見での話しぶりは、極めてロジカルでかつ紳士的。

 

ただし、その内容は安倍さんが聞いたら目をむいて怒りそうなもの。

 

 

他方、稼働中の川内原発を抱える鹿児島県知事の伊藤氏。

 

なんと、こんなトンでも発言をしています。

 

「熊本地震の様な揺れは起きないと思う。万が一起きても自動停止するから大丈夫。」

 

「但し、心配する人もいるので丁寧に対応しなければならない。」

 

これがラサール→東大法学部→自治省のエリート街道を歩んできた男の口から出た言葉だと知って、開いた口が閉じません。

 

 

なんで熊本地震の様な揺れが起きないと思うんでしょうか。

 

熊本だって、誰も地震が起こるなんて思っていませんでしたが、震度7の地震が二度も起こっているのです。

 

そもそも、これまで起きた地震は、学者連中が危険だと言っていたところとは全て違う地域で起きています。

 

加えて、鹿児島には活発に活動を続けている桜島があります。

 

万が一起こっても自動停止するから・・・に至っては原発立地県の知事の発言としては完全に失格です。

 

福島原発だって、自動停止したにも関わらず、炉心溶融を起こし水素爆発(と3号機の核爆発…との疑いが濃厚)によって放射能を世界中にばらまいたのです。

 

そして、心配する人もいるので丁寧に・・・との発言は完全に上から目線。

 

学業に関しては秀才だった彼ですが、こんな発言をしているとはかなりおつむが悪いとしか思えません。

 

自治省に入省するまでは勉強熱心だったのに、入省した途端勉強するとを忘れてしまったのか、それとも安倍さんの意向を汲んでアホのふりをしているのか・・・

 

伊藤知事は現在3期目だそうですが、こんな知事をまさか鹿児島県民は再選するなんていうことなどしないでしょうね。

 

 

泉田知事の出馬断念で、また日本の黒い影が深くなってしまいました。

 

・・・・・・・・・・・・・
良かったら↓のアイコンをポチっとお願いします。
コメントも大歓迎です。是非コミュニケーションしましょう。
にほんブログ村 犬ブログ MIX小型犬へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

気になる表現

  • 2016.08.29 Monday
  • 10:58

少し前の話ですが、安倍さんや麻生さんが間違った漢字を書いたり、読み方を間違えたりしていて、なんて情けないことかと思ったことがあります。

 

それ以降、マスメディアのテロップにも誤用漢字が平気で流れるようになったような気がします。

 

人間同士の意思疎通で使うものですから、年々変化するのも当然ですし、従来は誤用だったものが、現在では間違いではないとされるものも増えて来ています。

 

ブログを書くときにほとんど読み直しをしない私も、結構漢字を間違えていたり、ぎこちない文章や助詞の使い方や送り仮名の間違いをしていて、そのまま放置していることが殆どなのですが、それでもテレビで流れている誤用漢字で特に気になるのが次の2点。

 

・「目処」を「目途(本来の読みは「もくと」)」と書いて、「めど」と呼んでいること。

 

・「一所懸命」と「一生懸命」と書いていること

 

「目途」は湯桶読みであり、小学校で習った日本語の文法からしておかしい。

 

「一所=ひとところ に懸命になる」のならわかるが「一生、懸命になる」というのは勘弁してほしい気持ちになります。

 

それもテレビで発言している人の発音を聞くと、あきらかに「いっしょーけんめい」と言っているのにそれを「いっしょうーけんめい」と勝手に解して「一生懸命」とわざわざテロップで流しているのは如何なものかと思うのです。

 

言葉に細心の注意を払っているマスメディアが使っているのですから、それらの言葉は現在では誤用ではないとされているのかもしれませんが、この2点についてはその度に私の癇に障ってしまいます。

 

 

ところで大型の台風が東北に上陸しそうです。

 

未だ収束していない福島原発(アホの野田はずっと前に収束宣言を出し、対米隷属の安倍さんは「アンダーコントロール」とのたもうたが・・・)で地下の汚染水が大雨によってまた海洋に放出されないのだろうかと心配です。

 

こんなことを書くと「放射脳」と批判されるそうですが、小児甲状腺がんが170名もの子供に発症し、内部被曝によって引き起こされる内分泌疾患が大量に増えているという現実を前に、「放射能の影響は無い」と断定的な発言をする人達の気がしれません。

*この場合の言葉も正確に言えば「放射性物質」であり、「放射能」というのは誤用ですけどね。

 

伊方等の原発も再稼働が進められていますが、本来稼働40年を過ぎた原発は廃炉にするという約束はどこへ行ってしまったんでしょうか。

 

特例で40年を超える延長を認めるとの文言もありましたが、安倍さん他原子力村の連中は「現実にはそのような延長はほとんどありえない」と言っていたはずです。

 

かように一度発した言葉がいとも簡単に詭弁を弄して翻えされマスメディアも追求しないのは、どうも「目途」や「一生懸命」といった誤用と無縁ではないような気がします。

 

私自身も何度も経験していますが、公務員やこうした学者連中は、詭弁を弄して自分の間違いを隠し通すのが本当にうまい。

 

私自身も議論には強いので彼らの詭弁を論破することもありましたが、かなわないと察した彼らは今度は一転して逃げ回ります。

 

本当にどうしようもない人種です。

 

 

戦後、灰に化した日本はとっても良い国になりましたが、ここ数年の腐敗振りは酷い。

 

言葉を大切にする、約束は守るということを徹底すれば、沈没しかかっている日本もまだ助かるはずです。

 

・・・・・・・・・・・・・
良かったら↓のアイコンをポチっとお願いします。
コメントも大歓迎です。是非コミュニケーションしましょう。
にほんブログ村 犬ブログ MIX小型犬へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

AD

ad

ADa

ad3

selected entries

categories

archives

recent comment

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM